「まだ、帰ってこない……」
長期任務で遅くなる事は本人から聞いている
でも……
「…遅すぎる……」
“彼”が長期任務に出てから三日。
まだ帰ってきていない。
「あ~まだかな~」
そう言いながら、私はベットに倒れこんだ。
「……早く帰ってきて………」
そう呟いて、眠りに落ちた。
ここは……どこ?
あれは………
待って、行かないで
お願いだから、消えないでっ
私の前から、居なくならないで……
「咲花!」
私を呼ぶ声が聞こえる。
「ん……?」
目を開けると、そこには、待ち焦がれていた“彼”がいた。
「アレン…帰ってきてたんだ」
「はい、ついさっき。咲花、大丈夫ですか?」
「?何が?」
「僕がこの部屋に入ってきたとき、うなされていたから…」
私が聞くと、そう言って心配そうな顔をしたアレン。
そんなアレンを見ていると、なぜか不安になって、アレンに抱きついた。
「!どうしたんですか?」
「アレンが……居なくなってしまいそうだったから」
「咲花………何か、あったんですか?」
そう聞かれた時、さっき見た夢のことを思い出した。
「うん…さっきね、寝ている時、夢を見たの」
「夢?」
「そう、とてもとても、怖い夢」
アレン、貴方が私の目の前から居なくなる夢。
私がそう伝えると、次はアレンは目を伏せ呟いた。
「……僕も見ましたよ」
「何を?」
「夢、怖い夢」
「どんな?」
「咲花、貴女が僕の目の前から居なくなる夢」
アレンは私を抱きしめ必死な声で言った。
「僕も、貴女の目の前から居なくなったりしません。だから……」
「大丈夫だよ。私も、アレンの目の前から居なくなったりしないよ」
そう言って、優しく笑う。
すると、アレンも安心したらしく笑った。
「咲花」
「何?」
「“おかえり”って言ってくれませんか?」
「うん、いいよ。おかえり、アレン」
「…ただいま、咲花」
科学班の私
エクソシストの貴方
私も、貴方の目の前から居なくなったりせず、ここで帰りを待ってるから
貴方も、私の目の前から居なくなったりせず、ここに帰ってきてね
おかえり
私は貴方に、再び、大切な言葉を贈るよ。
「おかえり、アレン」
「ただいま、咲花」
「大好きだよ」
「僕も、大好きです」
--end--
はーい、どうも~
闇唄蓮音でーす!
今回載せたのは、なんと、僕の処女作~!
ダメだ~。
全然ダメだ~。
アレン夢の夢主は、『咲花』さんです。
『咲花』と書いて、『さきか』と読みます。
でも、自分の名前に置き換えちゃってもおkですよ。
もともとはフォレストページで書いてましてね。
ドリーム機能がどれだけ便利だったかを思い知らされました。
読んで下さりありがとうございました。
これからもどんどん載せてくつもりです。
よろしくっ!
