うつ病で休職しているときの対処~「体の調子がよくなくて」 | ママのうつ病、家族の奮闘記~かーちゃん、うつ病と闘う

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第2子出産半年後にうつ病の診断を受けてからはや15年。病と共存しながら健康体を取り戻すべく、試行錯誤で暮らしてきました。
今では通院も服薬もありません。
そんな私の経験が少しでも参考になれば……。

かーちゃんがうつ病で職場を休職していたとき。


娘1号の幼稚園では、

今までハードなワーキングマザーしていたお母さんが、

なんか最近よく見るなぁ、と思われていたかもしれない。




特に何も言われなかったのは、

たまたま娘2号がまだ1歳にもなっていなかったからかもしれない。

産後4ヶ月で復職、その2ヶ月後にはうつ病の診断を受けてしまい、

そのまた2ヶ月後には休職に陥ってしまったのだから、

「育児休暇中?」とでも思われていたのか。


「最近、お仕事は?」と聞いてくる人は誰もいなかった。



言い方は悪いが、娘2号は、うつ病ママの「隠れみの」だった。

乳幼児を抱っこしていたおかげで、妙な詮索をされずに済んだのだ。



時々、会話の中で仕事の話に及ぶと、

「今、休職中なの」

で済ませていた。

赤ちゃんを抱っこしてこう言えば、特に何も訊かれない。





でも、こんな便利アイテム(?)がいないうつ病ワーキングマザーも、多いことだろう。



もし今かーちゃんがそんな立場だったら、何と言うだろうか。

たぶん、


「最近、体の調子がよくなくてね~。

ちょっとお休みもらってるのよ」



とさらりと軽く言ってかわすだろう。



現在ではアラフォーなので、

おそらく今度は

「若年性更年期障害?」

とでも思ってもらえるだろうか。



ここ数年の間に、診断を受けた9年前よりも、

うつ病がメジャーになってきたように感じる。

「カミングアウト」する人が増えてきたのだろうか。


「○○さんの奥さんが体調崩して仕事辞めるらしい」

ととーちゃんから聞いても


「△△先生、お具合が悪くてしばらくお休みするって」

と娘1号から聞いても


その話が知り合いや保護者の間で話題になっても。



意外に誰も変な詮索はしないし、奇異な見方もしない。

「ああ、気の毒に大変ねぇ」

と心配の声がちょっと出る程度だ。


それだけ、うつ病というものが身近に感じられる病気になったような気がするのは気のせいか。

うつ病の市民権率が上がったおかげで、以前ほど奇異な目で見られることもないように感じる。



うつ病は決して恥ずかしい病気ではないが、

あえてカミングアウトする病気でもない。

これはきっと、他の病気でも同じことだろう。

何の病気にしても、

「自分は~~という病気だから」

とおおっぴらに言う人はいない。



「体の調子がよくなくてね」



この一言で、相手も察して、根掘り葉掘りは聞いてこないだろう。

ここでグイグイ聞いてくるような人は、

詮索好きの噂好きな人であることが多いので、あまりお付き合いしないことをオススメするばいちゃんばいちゃん








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