先日、婦人科を受診した関連で、今回は
うつ病と女性ホルモン
について書いてみようと思う。
うつ病を患っているうちに、生理がキツイ・大変・女性周期に振り回される
という人はいないだろうか。
かーちゃんは、生理が始まって以来、月経痛だの女性周期による不機嫌だの憂鬱症状だの、実は実感したことがなかった。
うつ病と診断されて1年を過ぎる頃だっただろうか。
うつの症状が改善するのとまるで反比例するように、女性周期に振り回されるようになった。
排卵期に、寝込む。
生理が近づけば、寝込む。
生理が始まっても、引き続き寝込む。
こんな調子だから、月のうち3/4は不調で、
寝込んでばかりになった
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「こりゃ困ったねぇ・・・。」
心療内科のクルクルパーマ先生も思案した。
「これはまだ、はっきりと学術的に原因がわからないんだよね。
自律神経が悪さして女性ホルモンに影響するのか、
女性ホルモンが悪さして自律神経に影響するのか、
はたまた相乗効果で狂っちゃうのか。
一度、婦人科の方面からアプローチして治療してみる?」
と言われ、婦人科を受診した。
でも、学術的に原因や仕組みが判明していない症状だから、
婦人科の先生も、当たり前の処方しかしてくれない。
「月経前緊張症」
「PMS(月経前症候群)」
という診断がつき、出された薬が、「低用量ピル」。
低用量ピルって、今はどうなのだろうか?
数年前は、避妊目的ではなく治療目的でも、まだ保険適応外で、結構高かった。
何より嫌だったのが、服用したその日は副作用で嘔吐を繰り返し、その後は、一気に3kgぐらい体重が増えて、そのまま減らなかった。
おそるべしホルモン剤、「低用量ピル」
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ところが、副作用があった割に、「PMS」の症状は一向に緩和される様子がなく、相変わらず、
「あ~~・・・そろそろ排卵期が来る」
「げ~~・・・生理が近づいてきた」
と、戦々恐々とする日々は続いた。
婦人科の先生は、
「これでダメなら低用量じゃなくて中容量ピルに引き上げるしかないかなぁ」
と言った。
しかし、
「副作用で、骨粗しょう症になりやすい」
と言うではないか!!
結局、「飲んでる割には、不快なことがかえって多い」という結論にたどり着き、1年も経たないうちに服用をやめて、婦人科にも
「もういいです。婦人科での治療はしません」と宣言して、婦人科へは行かなくなってしまった。
クルクルパーマ先生も、半ば諦めたように、
「まあねえ。どのみち自律神経が元気になって強くなれば、落ち着くでしょ」
とノンキに言い放ち、婦人科からのアプローチは、終了した。
その後、女性ホルモンに振り回される日々は長らく続いたが、年月が過ぎるにつれ、徐々に緩和されて行った。
現在では、生理2日目に寝込むことがあるくらいで、月経周期に合わせて、寝込んだりうつ症状がひどくなることは、さほどない。
今回、不正出血で受診した際に、
「ピルが処方されなきゃいいなあ」
と切に願ったのは、こういう背景があったのだ。
ホルモンをつかさどる自律神経がブッ壊れているうつ病患者。
女性であれば、その影響は多大なものだ。
余談だが。
今流行(?)の、「女性の特徴を押し付けないプロ彼女」を好む、エグゼクティブなメンズ(たとえば西島秀俊とか)。
どんなにカッコよくても、こんなメンズはかーちゃんはお断りだ。
女性特有の体の変化を受け付けないメンズなんて、どうやったって「イクメン」にはなれない。
そんなメンズ、どうやって奥さんを想う姿を子供に見せて教育していくのだろう?
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