うつ病による休職 → 復職 →再び休職
刹那的に2級メディカルクラークの資格も取得し、
1ヶ月が過ぎた頃。
それまで保育園に預けていた娘達を、手元に置いて育てることにした。
娘達の保育園はちょっと特殊で、とーちゃんの職場に併設された事業所保育園だったので、
「4歳児になったら、近場の幼稚園へ。
幼稚園が終わったら、また午後から保育園で見ます。」
という、少々手間のかかる保育園だった。
そのため、幼稚園も年少組に入園可能な年齢になると、強制的に近所の幼稚園に入園を余儀なくされ、午前中は幼稚園・午後は保育園、という二重生活をしなければならなかった。
事業所の保育園のため、値段は良心的かと思いきや、幼稚園の学費と合わせると、毎月かなりの金額になって、お得感などまるでない。
かーちゃんが2回目の休職に入ってから、しばらくは2人とも保育園で見てもらっていたが、再度の休職から3か月が経過しようという頃から、娘1号は幼稚園のみに、娘2号は自宅で見ることにした。
(この保育園、価格は安くなかったが、休職中でも見てもらえたあたり、かなりありがたい存在ではあった)。
その理由は・・・・
ズバリ、経済的理由。
本当なら、休職するほどうつ病の症状が顕著に出ていた頃なのだから、経済的問題さえ解決できるのなら、この時期、娘達は保育園の力を借りるべきだったと思う。
しかし。
如何せん、働かずして、保育料を2人支払うのは、あまりの出費だった。
かーちゃんの職場からは、休職中でも給与が支払われていたので、当面問題はなかったが、
「もう辞めなきゃどうしようもない」
と思っていた頃なので、できるだけ出費を抑えたかったのだ。
「慣らし保育」と違って、「慣らし退園」などというものはないので、幼稚園にも行っていない娘2号にとっては、天変地異のできごとだったに違いない。
ある朝、いつものように、とーちゃん出勤、娘1号は幼稚園の制服を着て出かけようとしていた。
2歳になったばかりの娘2号も、いつもどおり保育園に行くものと思っていたようだ。
「2号は行かなくていいんだよ。ママとおうちにいるのよ」
と言うと、
「なんで???」
とキョトンとしていた。
今まで、家庭で腰を据えて子育てなどしたことのないかーちゃんが、2歳児と丸一日を過ごす生活が、ここから始まった。
かーちゃんにとっても、娘2号にとっても、大変つらい涙涙の生活の始まり始まりィ~~・・・・・。
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