ダンサーが引退を感じるとき | ダンスアーティスト加藤範子 オフィシャルブログ  

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加藤範子とダンス、からだから見える世界をお届けします。

おはようございます✨

先月あたりのことなんですが、ダンサーとしても名のあるダンサーの友人とチャットする機会がありました

かなり疎遠になってたので、何年も話すとかチャットするとかしてませんでしたが、偶然その友人がスパム動画を踏んだのがきっかけでチャットしたのです

以前にもそんなことがあったので、
大変だよな〜って思いながら、
わかってるからこっちは心配しないでいいよ〜
なんてメッセを送ったままでいました


向こうがひと段落ついて、
最近どう?
みたいな感じのチャットがはじまり
こんなことでもなかったら連絡とかしてこないよな〜
と思いながらチャットがはじまりました


いろんな話をしたけど、一番の重要ポイントは

歳をとってきたから
そろそろ引退考えたほうがいいのか
踊ることをやめることがちらつく


というものでした

文字のエネルギーからも
本人の意思っぽくないし、
誰に何を言われたかまでは知らないけれど


歳をとる=引退→集合意識
歳をとる ≠ 引退→自分の意思

これをすごく感じたんですよね
もし辞める気持ちでいたら遠回しな言い方では伝えないですしね

ダンサーという特殊な職業は
振付家の求める動きに応えて自分を精錬していくという、並大抵な感覚ではできないもの
それができるって本当にすごいことなんですよね

私は人の言うこととか聞けない、聞かない
自分で自由に踊りたいからダンサーにはなれないし、ならないです

踊らされるのが苦手で、一緒になら踊るよぐらいだからインディペンデントという道で自分のやり方を探ってこういうやり方たち方をしてます

自分の作品も
ダンサーがのびのび自由に踊れるような
そんな作品を創る
前提と共通項を共有して
自由にやる
それが私流

だから、年齢とか関係なくやりたきゃやるし
やりたくなくなったらやらない
極めてシンプルです

けど別に辞めるとか考えたことないし、
私にとっては踊ることは生きることと同等なので
辞めるとか引退とか
そもそもの概念がない

逆にとても真剣に真面目にやってきたからこそ
考えてしまうのはわかります

けど、誰がなんと言おうと
踊りたかったら踊ればいいんです
振付家に使われなくなることが恐怖に感じるなら
それは自分の表現を発見するためのチャレンジというチャンスに変えればいい


ただそれだけ


こんなにエキサイティングで
自由な体験
やっていいんです❣️
ってかどんどんやってほしいです✨


一人ひとりの存在の凄さを侮るなかれ



ですよ✨

ダンサーの皆さん
いつも応援してます

皆さんの素晴らしさどんどん出しちゃってくださいね