1人暮らしログ

1人暮らしログ

ダンスとダイビングのハッピーな日々。

こんなに歩くとは思わなかった。(^^ゞ

修学旅行の時は、どこへ行くにも大型バス移動だったんでしょうね。

秋に誘われて旅行に来てしまったけど、まだ暑かった。

10月だというのに。

 

初日は京都から奈良への、ちょうど真ん中あたりの宇治で途中下車。

電車から見えた宇治橋が思った以上に長く美しく立派で、

これが、大化の改新と同時期に造られたなんて驚異的!

宇治橋から約15分の参道を歩いて世界遺産の平等院鳳凰堂へ。

参道は、老舗のお茶屋さんや、抹茶のスイーツを売るお店が軒並みずらり。

アジアや欧米からの観光客であふれかえっている。

修学旅行でも来たはずなのに、何も覚えていない。(-_-;)

 

現実の鳳凰堂はとても豪華で美しいのに、

TVのCMが、技術を駆使してより鮮やかに美しく撮影されているから、

なんだか本物が見劣りしてしまって、とても残念。

 

駅への帰りの参道で誘惑に負けて私も抹茶アイスクリーム450円。

クリームの上からさらに抹茶を振りかけてくれる

 

宇治からさらに約30分の電車で奈良へ。

 

宿泊は、旅行の目的の1つでもある奈良ホテル!!

玄関脇でいきなり鹿さんと遭遇。

 

日本のクラシカルホテルベスト4の1つ?

とても楽しみにしてきた。

玄関前に立っているボーイさんもフロントも、レストランスタッフも、

ホスピタリティ溢れる接客で、さすがと思わせる。

とにかくスタッフの数が多い。

どこも人手不足で、サービスが行き届かないのに、

ここはたくさんのスタッフがにこやかに働いている。

きっと働きやすい仕事場なんだなと思わせる。

この歴史を感じさせる重厚な空間は、人の心を豊かにしてくれる。

ここではカスハラはなさそう。

 

フロント奥の長い階段。

 

ロビールーム。夕方はフリードリンクのサービスがある。

そして、このロビーには、1922年12月にアインシュタインが弾いたアップライトピアノ。

 

新館1階の私の部屋。

 

ベランダ外に時々鹿さんが現れた。

 

ただ、不思議だったのは、外人さんだらけの奈良で、

このホテルで見かけた欧米人客は1組だけ。

ほとんどが日本人のシニア客。

明治のころには外国人向けに建てられた西洋風ホテルだったはずが、

今は畳や和風の旅館が外国人客に期待されるとあって、なんだか、皮肉。

 

翌朝、朝食のレストラン脇の外廊下の下に、朝から鹿さん。

そして、奈良公園から東大寺へ。

歩けば、横断歩道を渡る鹿さんやら、鹿さんとすれ違うなんて、もう普通のこと。

中国人は団体が多く、欧米人はカップルかファミリー。

そして日本人は小学生、中学生の修学旅行が多い。

 

東大寺の大仏殿。なかなかかっこいい。

 

大仏さん、でか!思わず声が出る。こんなに大きかったのね。

 

二月堂。修学旅行の時にこの脇階段に並んで撮った集合写真が卒業アルバムに残っている。

 

鹿さんは探す必要なし。どこでも、鹿さんに会える。

 

何も食べ物を持ってないとシカとされる。

 

鹿せんべいを持っていると、鹿にもてすぎて大変。

 

どこでも売っている鹿せんべい。200円。

これを買ったら、覚悟が必要。追いかけられるわ取り囲まれるわ、

私も買っちゃって、鹿が離れてくれなくて、思わず修学旅行の小学生に「貰って!」

と、せんべいを渡して逃げた。

特にツノのある鹿には要注意。多くの鹿はツノが切られていたけど。

そしてもう1つの注意は、歩道の鹿の糞。踏まないように!

でも、鹿のおかげで、癒された~♪

のんびりした動きと優しい瞳に癒された。

気のせいか、人間もみな、笑顔になっているみたい。

 

  新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

 

ところで今の東海道新幹線には女性用トイレがない。(なんとかしてくれ~~~!!)

飛行機にしようか悩んだ末、

「大人の休日クラブ」で3割引きになると知って、行きは浜松で途中下車してウナギを食べ、

帰りは、「のぞみ」が京都から東京まで2時間10分くらいなので、我慢することにした。

何しろ20年前にはチャンバーに入ってトイレを5時間我慢した実績がある。

そして18日には無事帰宅…のはずが!

最後の大失敗!

ホテルをチェックアウトの際、

ホテルのクッキーやら、柿ジャムやら重たいものを買ってしまったので、荷物が重くなり、

バッグを宅配便に出したのだ。

そして、あと5分で我が家、というところで、はたと気が付いた!

家の鍵をバッグの中に入れっぱなし!!!

 

(無言)ガーンガーン

 

実はこの失敗は2度目。

10年位前にも実家から帰ってきたところで、カギを実家に忘れたことに気が付いた。

その時は、高田馬場に住んでいた友人に万一の時の為のカギを預けていたので、

馬場まで取りにって何とかなったが、その友人は今はいない。

1人暮らしはいろいろ面倒だ。

そして今回は、仕方なく、駅近くのビジネスホテルに泊まって、

翌日のバッグの配達を家の前で待つことになった。

余計な1日のおまけがついて、やっと家に帰りついた時にはほっとした。やれやれ。

(完)