現在参加しているダンスチームで踊っている曲の一つ

テクノラップのジャンルになるのだろうか

Youtubeで動画を見つけた

ピカレスク的警察を風刺したこの動画 

すばらしい仕上がりだ

非常にケニアの現状をとらえている

Dancer Abedas in Meru, Kenya  ダンサー あべだす いん めるー けにあ


メルーの ミシュラン カーメンテナンスセンターは お得意先の一つ

社長がケーキを気に入っている

店のそばの道でケーキを売り歩いていると

よく声をかけてきては

たくさんのケーキを買う太っ腹だ

その社長 スタッフにもお客さんにもケーキを大盤振る舞い

社長が社長ならそこのお客さんもお客さんだ

ケニアの田舎じゃ なかなか巡り会えない

マーベラスなおいしさに舌鼓

その日作ったケーキをほとんど買い占められたこともある


そのお客:クリスマスにはぜひケーキを注文したいわ。イシオロで遠いけど注文できる?

自分:3日前までに注文してくれたらなんとかしますよ。


ホールケーキ2個分の注文の電話が来たのはクリスマス前日夜だった


断ることも考えたが味を気に入ってわざわざ電話してきてくれたのだ

せっかくなので作ることにした

後は運搬をどうするか

片道 自動車で1時間半の遠方

マタツ(乗り合いバン)の配送サービスを初めて利用してみた

ケニアの配送サービスには 

Posta(郵便会社) や 

G4S(セキュリティ会社兼配送)などが挙げられる

これらは高額だが確実に届く印象がある(といっても 実際届かなかった事もある)

マタツの配送利用では ミラー や 手紙などの発送は見かけたことはあるが

さすがにケーキは・・・

珍しいと思われる


梱包用として段ボール空き箱をスーパーで入手

午前 作りたてのケーキを詰め

町へ向かう

日曜かつクリスマスの朝

普段にぎやかな町が日本の正月のように平和で静かである

みかける多くは よいちくれ

詰めた箱はハイネケンビールの空き箱だったので 

中身をアルコールとおもった輩たちは 

クリスマスプレゼント(酒)くれとからみまくる

よいちくれどもを あしらいながら 目的地到着

マタツオフィスで手続き 送料は100シル


Dancer Abedas in Meru, Kenya  ダンサー あべだす いん めるー けにあ


3時間後にはマタツドライバーが相手先と連絡をとり無事送り届けられていた

マタツの配送サービス ちゃんと届くか かなり怪しいなと思っていた

が 見直した 

メルーから主要都市にいくマタツはかなりある

今後もし遠方のお客さんからの注文があっても

ある程度は応えることができそうだ

To be continued
Dancer Abedas in Meru, Kenya  ダンサー あべだす いん めるー けにあ


ケーキの材料は 現地調達できる シンプルなものばかり

卵(1個:9-11シル(現在、100円≒100シル)) 

砂糖(2KG:375シル)

牛乳(1L:60シル)

スキムミルク(500g:280-290シル)

ベーキングパウダー(100g:20シル)

バター(ギー)(18kg:4500シル)

小麦粉(2KG:115-150シル)

これに チョコ味なら 

ココアパウダー(100g:69シル)

バニラエッセンス(200ml:165シル)が加わる


Failure is a stepping stone to success. / Necessity is the mother of invention.


そもそも 主要材料の バター(ギー)は 大きな勘違いから手に入れたものだった

赴任して 間もない頃

行きつけのMILK BAR(MILK CAFÉ)で

チーズがあるか どうか尋ねた

ケニア西部のエルドレットという都市で良質のチーズが製造されているのを知って

メルーにもあるといいな という期待からだった

自分「ウコナ チーズ?(チーズある?)」

ショップスタッフ「チー?」

自分「チーズ」

ショップスタッフ「チー(ギーの事かしら)?オー!ギーズ(このムズング、少し英語おかしいからギーの複数形をいってるんだわ、きっと)?ヤー!ヤー!Kg 4 ニ ksh1300(4キロで1300シルよ) 」

自分「ギーズ?(チーズが訛ってんのかな?まああるならいいや。おお厳重なバケツに入っているな。4kg多いけど 粉チーズにしてもいいなあ。メルーのミルク組合もやるじゃん。)アサンテ」


お互いの中で 知ってる語彙を巡らせたのだろう

チーズという音からイメージする乳製品

ショップスタッフ → Ghee

自分 → Cheese


帰宅してふたを開けてびっくり

それは大量のバター油Gheeだった

確かによくよくパッケージをみるとGheeと書いてある

Ghee という単語は 頭の辞書にはこれまでなかった

Gheeをネットで検索

Gheeとは
ギー(ヒンディー語: घी ghī、英: ghee)は、インドやアフガニスタンなどで古くから作られ、食用にされている乳脂肪製品。澄ましバターの一種。バターに似ているが、加熱する過程で独特の香ばしい香りが生まれる。語源は「ふりかけられた」を意味する サンスクリット: घृत(ghṛta グルタ)。ネパール語: Ghiu(ギウ)。アフガニスタンではローガネ・ザルド(roghan-e zard)とも呼ばれる。ウシやスイギュウ、ヤギの乳を沸騰させて加熱殺菌した後に乳酸発酵させ、 凝固したものを撹拌してバター状にする。これを更に加熱、ろ過してホエー(乳清)を除去して作る。加熱ろ過の過程で水分、糖分、蛋白質などが除かれるため、バターよりも腐敗しにくくなり、平均気温の高い地域において長期間、常温で保存することが可能になる。バクラヴァなどバターを使った菓子類にも、保存性が良いため澄ましバターが好まれる。炒め物や菓子作りに用いるほか、炊いた白飯に混ぜたり、焼きたてのチャパティやナーンに塗って食べる。食用にする他に、インドの宗教儀式にもギーは欠かせない。ヴェーダの宗教の儀式ではしばしばギーが神々に捧げられ(『ヤジュル・ヴェーダ』を参照)[1] 、ギーへの讃歌が存在する。ヒンドゥー教のアールティ(Aarti)の祭祀にもギーを燃やす。礼拝の際には神像をギーで沐浴させる他、結婚式や葬式にも用いられる。マハー・シヴァラートリー(Maha Shivaratri)でのシヴァ神への祈祷を始めとするその他の祭祀には、聖なる物質である砂糖、乳、ヨーグルト、蜂蜜に加えギーが供物とされる。『マハーバーラタ』によれば、ビーシュマ(Bhishma)が犠牲として捧げたものの根本はギーであるという。インドでは全乳生産量のうち約半分がギーの生産に用いられている。ギーに類似する澄ましバターは、インドから中近東、アフリカにいたる広い地域で食用とされている。古代メソポタミアには、すでに同様の澄ましバターが存在したらしい。よく似た食品にモロッコのスメン(سمن Smen)、歴史的シリアのサムネ(سمنة Samneh)またはサムナ、イラクのディヒン・フール(Dihin Hur)などがある。ヘレン・バンナーマンの絵本の『ちびくろサンボ』では虎が溶けてギーになり、パンケーキ(ホットケーキ)が焼かれた。

ああ これで Gheeという単語は 2度と忘れないが

この4kg のGheeをどう消費するべきか

Gheeを消費する必要性 ・・・・・

高純度のバター油

香り良し いわゆる発酵バター

が 量多し





お菓子を作って 子ども等に振る舞おうか

最初はクッキーから作り始め

ケーキに移行

それがいつの間にやら収入向上プログラムの一環として販売することに

ムリして消費しようとしていたGheeは今や必須となり

現在、総購入量は80kgになってしまった

Dancer Abedas in Meru, Kenya  ダンサー あべだす いん めるー けにあ


御用達のメル-ミルク組合事業は縮小化傾向にある

ケニア山のメルーとは反対の麓ニエリの町にブルックサイドというウフル ケニアッタ財務大臣(初代大統領の息子)の巨大なミルク会社がありその影響を受けているのかもしれない 

ロングライフミルク事業から撤退

Gheeの4kg規格もなくなる 

業務用の18kgしかなくなった

地域の特産品を活かしたケーキ作り・販売が地域興しの一環になればと

18kgのギーを町で購入し それを背負って徒歩での汗だらだらの帰り道 

しんどさの逃避がてら いろいろ妄想するのだった

To be continued