メルーの ミシュラン カーメンテナンスセンターは お得意先の一つ
社長がケーキを気に入っている
店のそばの道でケーキを売り歩いていると
よく声をかけてきては
たくさんのケーキを買う太っ腹だ
その社長 スタッフにもお客さんにもケーキを大盤振る舞い
社長が社長ならそこのお客さんもお客さんだ
ケニアの田舎じゃ なかなか巡り会えない
マーベラスなおいしさに舌鼓
その日作ったケーキをほとんど買い占められたこともある
そのお客:クリスマスにはぜひケーキを注文したいわ。イシオロで遠いけど注文できる?
自分:3日前までに注文してくれたらなんとかしますよ。
ホールケーキ2個分の注文の電話が来たのはクリスマス前日夜だった
断ることも考えたが味を気に入ってわざわざ電話してきてくれたのだ
せっかくなので作ることにした
後は運搬をどうするか
片道 自動車で1時間半の遠方
マタツ(乗り合いバン)の配送サービスを初めて利用してみた
ケニアの配送サービスには
Posta(郵便会社) や
G4S(セキュリティ会社兼配送)などが挙げられる
これらは高額だが確実に届く印象がある(といっても 実際届かなかった事もある)
マタツの配送利用では ミラー や 手紙などの発送は見かけたことはあるが
さすがにケーキは・・・
珍しいと思われる
梱包用として段ボール空き箱をスーパーで入手
午前 作りたてのケーキを詰め
町へ向かう
日曜かつクリスマスの朝
普段にぎやかな町が日本の正月のように平和で静かである
みかける多くは よいちくれ
詰めた箱はハイネケンビールの空き箱だったので
中身をアルコールとおもった輩たちは
クリスマスプレゼント(酒)くれとからみまくる
よいちくれどもを あしらいながら 目的地到着
マタツオフィスで手続き 送料は100シル
3時間後にはマタツドライバーが相手先と連絡をとり無事送り届けられていた
マタツの配送サービス ちゃんと届くか かなり怪しいなと思っていた
が 見直した
メルーから主要都市にいくマタツはかなりある
今後もし遠方のお客さんからの注文があっても
ある程度は応えることができそうだ
To be continued