

本日は3歳児のお姫様のSPに起用される
とりあえずいざという時に 肉の壁になってもらいたいのだろう
喜んで引き受け車でマウアヘ
P3と呼ばれる書類を裁判所に提出するため
病院 警察 裁判所を行き来する
虐待保護センターで最年少の彼女
彼女は異常性犯罪者に襲われ
人工肛門をつけて生活を送っている
犯人は警察へのわいろですぐ釈放
不条理で悲しい現実の中で 唯一の救いは
彼女が今 周りを和ませるほどの笑顔を見せることだ
そんな彼女の表情がマウアに来て曇った
裁判所
病院
警察
彼女の表情がこわばっている
眼の焦点があわず
女性のスタッフから離れようとしない
過去の嫌な記憶が
よみがえってしまったようだ
気を紛らすためにスタッフが必至の努力
なんとかもちこたえた
こんなきつい思いを彼女がしているのに
母親はあらわれない
母親には 彼女以外に子どもが2人いる
全員 父親が違う シングルマザー
この現状を察するに
彼女の犯罪との遭遇はなるべくしてなったとしかいいようがない
替わりに伯母が一人来ていたが
彼女がとても慕っているというわけでもなかった
彼女は 来月 ナイロビの病院で最後の手術を受ける
手術は成功するだろう
しかし 彼女は一生 人工肛門をつけて生きなければならない
彼女は利発だ
自分の不利な部分を長所にかえ 生きていってほしいと思う
彼女の書類が片付いたあと
マウアにて 2人の姉妹をレスキュー
同乗する
ニューフェイス2名様
妹 片言しかしゃべれないムズングSP に しがみついている
安心な場所で
しっかり生きる力を蓄えよう

