メルーの 住民と役所間で 衝突があった
役所は パーキング 商売 なにかにつけ みかじめ料を請求してくる
ケーキ販売に関しても 金を請求してくる
ケニア人から役所の友人を紹介してもらい
チャリティという扱いで控除の申請をした
彼の言うとおりに文書を作成し提出したのだが
彼の上司が結局 勘違いして 認めず
こちらの言うことに耳も貸さない
あまりの理不尽さに
目には目を 歯には歯を
知らないふり
町をうろつくスタッフが請求してきたら出すことは出すが
積極的に支払うことをやめた
今回は それらの料金の値上げに関する抗議だった
タウン内で シュプレヒコールの波
遠目に何かあっているなと気づいてはいた
マタツステージのオフィスで事務手続きをしていると
ごろつきのマタツスタッフが次々と現れ
天井に常備されてある木刀を持ち出していく
「おまえは関係ないからここにいろ 安全だから」
そう 自分は部外者だが
実際みかじめ料は 払わされているわけで 当事者でもあるのだろうが
国際問題に発展しても困るので 大人しく 鎮まるのを待つ
ステージで マタツの急ブレーキの音が響き渡る
バリケードとにらみ合い
数十分後 何事もなかったかのように木刀を戻しにごろつき達がもどってくる
急に糖分を消費したせいか
ケーキも飛ぶように売れ あっというまにソルドアウト
不幸にも この衝突で逃げ遅れた 子どもと女性の2名が亡くなる
押し寄せる人波に巻き込まれ押し倒され潰され圧死した模様
日々の彼らの緩さは 緊急時の即応に備えてのものなのかもしれない
自衛の意識 日本の住民の薄い部分でなかろうか
増税 原発問題 一部の人間だけが得するシステム
愚民の私達にできることはなんなのだろうか
ケニア人の行動力に見習うべきところがあるのかもしれない