来月上旬の改憲国民投票にむけ


賛成派も反対派もキャンペーンが佳境に入ってきた


昨晩もニュースを見ていると


反対キャンペーンで2代目大統領モイ氏の熱弁が映っていた


スワヒリ語を教わっているケニア人の自称ムゼー(じいちゃん)先生に


どのような状況なのかきいてみた


ムゼーはとても物知りで 中庸な視点から 説明してくれる


決して自分の考えを押し付けたりしない


非常に信用に足る人物だ


今回の改憲のポイントは


中絶の容認


ムスリムのモスク建設の容認


と以前聞いていた


キリスト教国のケニアでは


人工中絶にたいしては抵抗があり反対しているのかと思われたがそれだけではないらしい


さらに改憲のポイントがあった


不法に土地を所持した者は遡って返納しなくてはならない


モイ氏は大統領という立場を利用しかなり不法に所持した土地で利権を食い荒らしていたのだ


反対運動を支持する人の中にはそのような私的損得勘定で動いているものもいるようだ


現政権は改憲賛成派 アメリカのバックアップもあり 賛成優位はゆるぎない模様だ



しかし現キバキ大統領も不正選挙疑惑は非常に黒に近い白で片付いている


同じ穴のムジナ


結局 権力も含めた勢いのある集団が国の行く末を決定していく


正義を語れるのは勝利した者のみ


またケニアのダークな一面を垣間見た気がする