東北太平洋沖地震いつもの普通の地震の感覚。「 あぁ地震だ。最近多いな。」といういつもの感想。ちょっとおっきくなって、だけど、まだあ兄とふざける余裕があった。だけどいつもと違った。非日常だった。日常だった地震が非日常の現象に変わった瞬間。だんだんとばあが避難の支度を始めて、あ兄とあたしはドアを開けた。ばあの部屋のこけしは吹っ飛び、寝室の電気は激しく揺れて天井を叩いた。被害者の数がリアルタイムで増えていく報道。これ以上は…ただテレビ越しでしか見ていられない私は…祈り。