BFさんを見て気づいたこと | Akiのブログ

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もう、だいぶ時間が経ってきているので、この動画を視聴済みの方も多いだろう。

この中に登場するBFさんについてのみ、考えてみたい。



この動画の彼の発言の中に

「正当防衛だから、さっさと相手を捕まえて殺してしまえ」


みたいなニュアンスのところが数箇所ある。



これは、

如何に、相手が強いか

如何に、日本人が無防備で、無知か

如何に、現在が危険な状態なのか


をジレンマをもって伝える気持ちの表れであろうが、



それが、

「青い目の侍」と言われるピュアな部分として、捉えることもできる。



BFさんを好きかと聞かれれば、ファンだと答えるだろうが、

それは、あくまで彼の死を恐れない生き方へ対しての尊敬でもあるが、

全てを受け入れられるわけではない。



そして、BFさんに対する幾つかの批判も知っている。

BFさんは、海外事情を海外の感覚を上手くつかって流してくれる

ところにとても感謝するし、

それを精査しない情報だからという批難は当たらないと思っている。



BFさんの情報を各自で精査すればいいことだからだ。



彼はジャーナリストととしての十分なキャリアもあるから伝えることが使命だったりする。



それが、「トンデモ」の内容だったりしても、

常識が洗脳だったり、通用しない世界では

そのまま流し共有することが、正しいと思う。




BFさんは、日本国籍を取り、日本人である。

だが、

相手を完全悪として「さっさと殺してしまえ」

のような殲滅発言の裏にある感覚にはとても違和感を覚える。




日本人でありながら、

私が日本の思想や歴史感覚をきちんと把握しているか といえば、

私自身も自信はないが、

争いの回避

が一番の基本的な共通する日本人感覚ではないだろうか。

(もちろん、海外でもそういう感覚はあるだろうが、

日本人の場合は、あまりにも当たり前すぎて、自覚しにくい)



大○教の信者でもないが、「抱き参らせる」という思想を

BFさんは、中谷さんと対談して知っているはずだが、

感覚や意識は育たなかったのだろうか。




BFさん自身も、

「日本は挑発されているよ、相手になっちゃだめだ」 と、


いいながらも、カッとし、頭に来るところは、根っからの血なのだろうか。



じっと耐えるとか、迂回するとか、避けて通るとか、

騎士道では卑怯もしくは、不誠実なのかもしれないが、

武士道では、戦わずして勝つ

というのが、一つの戦略だったりするわけだ。




この不戦勝の内容は、

圧倒的な力の差によるもののように誤解されるが、

実は、

力でないからこそ、勝てるのだということへの認識

がいまいちなのだろう。



本当のところは、相手の刃にかかったら、殺されるかもしれない。


それでも、潔く殉ずるところがある。



上手く表現できてるとは思えないが、

また、良い例でもないが、

バックパッカーで、テロリストに捕まって殺された香田証生さんを思い出す。



テロリストが人質を殺すビデオを何本か見比べたことがある。



香田さんは、

他の人種の人が、最期まで、泣きわめいたり、抵抗したりするのに対して

間際には、全く命乞いもせずに、

子羊のように、沈黙して、おとなしく殺されていった。




テロリスト達は、お祈りを唱えているのか、

何かを言いながら、人質たちの首をはねていた。



まるで、テロリスト達にとっては、

首をはねるという行為そのものは、

裏庭で調理する鶏の首を切っているのと

同じ感覚なのではないかと思われた。



その位、手際よく、

また、香田さんが暴れなかったので

あっけなくおわった。



手際の良さというのは、日常の家庭で屠殺など

食べるために、家畜を殺すことをしているのだろう、

単に紛争だけでなく、殺すことに慣れている。

それだけ、テロリストたちは、死が身近にあるのだろう。



私は当時、香田さんを助けたかったし、観ることで供養したつもりだ。

他にも奥参事官らの、

国のために犠牲になった人たちの死のビデオなども見るようにしている。



このような殺害の場面だったりしても、

常識が全く異なる異世界では

そのまま現実を映すことが、まっとうなのかもしれない。




香田さんの死に際がまったく他の人種と違うところがとても印象的だった。

お隣の韓国人は、最期まで、泣きわめいて、大変な状態だった

 白人女性でさえも、最期まで抵抗をしめした。 

 まったく、抵抗しなかった香田さんは、めめしいのか?  

 いいや、違うと思う
。)


私が香田さんの気持ちを察するに

「自分が脳天気で、現地の人についていって、

テロリストに拉致されて、なんて馬鹿だったのだろう。

この責任は全て自分にあるから、仕方ない。

死にたくはないが、潔くこの結果を受け入れるしかない。」

とおもっていたのだろう。


その殺害動画ではあまり血がでてないので、

一説には薬を飲まされていたのでは?

という人もいたが、憔悴しきっていたのだろう。

おとなしく殺されるというのが、いいとか悪いとかでなく、

香田さんの死に際は、

日本人のありがちな姿をよく表していると肝に銘じた



だから、

最近、とても、日本人の国際的に見ればマイナーな感覚というものに

私は、うすうす気がついてきたと自覚する。


日本人が無知で、世間知らずで、馬鹿なのではなく、

それだけ、元々平和的ないいものを持っているのかもしれないと・・・

だが、それを上手く世界にアピールするのは、

あまりにも根本が違いすぎて、難しいだろう。




カモがネギ背負ってやってきた状態を、

国単位でやっているのが日本だろうし

また、それを誘導している帰化人政治家達は、

日本的感覚とかけ離れているのだろう

ということが分かってきた。


話を戻すと、

BFさんは、日本国籍を取り、日本人であるが、

(じつのところカナダは二重国籍を許すので、二重かもしれないが)

日本人として育ってないから、

山○組のところで、演説したりして、

ちょっと考えられないような大胆なところもある。

だからこそ、

この違和感ある、BFさんの発言を聞いて気づかされるのである。


相手を完全悪とみなさない

(例え相手が人間でないとしても)

「悪とせず、よこしまならば、ミソギすれば、もとに戻る」

(つまり極悪人と決めつけず、協調できるようにして共に生きる)




という、神道にある精神がより一層、これからの鍵ではないだろうか