ある日
祖母にあんた結婚するんだから髪の毛はボサボサだし
顔くらいなんか塗りなさいと渇を入れられた
祖母は89歳
定期的に美容院でパーマをあて
化粧品は行きつけのデパートのカウンターで買う
祖父が亡くなって数年経ってももちゃんと化粧をしている
あんまりそういうのに興味がわかない私
会社もデートもほぼすっぴんで行く
渇を入れられてからちょっとへこんで
思い付いてネイルに行ってみたり
こ~んな可愛い高島屋のカフェでお茶したり
なんかこういうの気持ちがいい
女である幸せを感じられて
祖母は本当に綺麗で可愛いなぁと思う
ちゃんと手作りでいつもお料理を作り
漬物や梅干しや梅ジュースにびわ茶まで作る
と思えばカップラーメンが好きだったり
吉野屋が好きで一人でテイクアウトしたりもする
すごい美味しいお菓子見つけたんだよ!といってキットカットをくれたこともあった
鞄にはいつも蓮根飴
なんかちょっと天然ですごく憧れの存在
最近料理教室でも男女は同権だけど使命が違うのと習ったり
女ってなんだろうと思う
これから親元を離れ
これからのがきっと今までより長い人生
私はどういう風に生きていくのか
最近よく考えてる

