ボロカス男録 -13ページ目

ボロカス男録

真剣に恋したいのに こんなん?なっちゃったpinoco...
....

ヽ(;´Д`)ノ
ま・ぢ・で・ どうしよぉぉぉ~?

フロリダは広いな。





今回、ぴのこがいた場所は、フォートローダーデールという所だ。






マイアミの少し北か。






やっぱりねという時差ボケが約1周間ぐらい続いた。






眠剤をガブ飲みしても、スッキリしない、ボケーとした状態。





食べ物はすぐに好きになった。






カリブ料理、ペルー料理、ラテン系のお店が多く感じた。






魚介類も豊富で、スパイシーな料理が食欲を出させる。





宿泊場所は、B子の知り合いのおじさんが経営しているコンドミニアム。






近所には、スーパーもあって便利。







問題は、車だった。





マイアミは、車がないといけない。






国際免許証を用意しておいた。




A子もB子も、ものすごくお酒を飲む。






この3人だと絶対、ぴのこが運転係になるだろうなと思っていた。







海外での運転は怖いなと思ったが、この際、チャレンジしてみようと思った。






予想はアタリ。





A子は、運転が怖いといい、B子は、ヒモ男の運転で行動。






安くレンタカーできる場所はないかロビーで相談していた時、







ホテルのオーナーが話しかけてきた。






デッぶりとした腹に、首には金のネックレスをしている。







シャツのボタンも、開けすぎの肌は、おっさん故に日焼けはシミだらけ。





英語も謎に訛っている。





しゃくれているから、聞き取りづらいのか・・・・わからん





オーナーのおじさんは、ものすごい勢いで話してくる。







車を借りたい? じゃ、私の知り合いの所にしなさい!






ぴのこ達の返事も聞かないで、今からレンタカー屋に行こうという。






ぴのこが、運転が怖いと言っても聞いていない。







むりやり、オーナーの車に乗せられ、店に行った。






すごい勢いで、圧倒されるんだけど?







「 マイアミのおっさんは、グングンくるからね 」






A子は言った。






グングンおじさんか・・・・・・・ぶつぶつ







グングンは、言った。






「 私の車はトヨタだよ!最高だろう 」







「 B子は、どうしてあんな黒人のヒモと一緒にいるんだ? 」







「 黒人はダメダメ? すぐにピストルを撃つ! 」







「 男作るなら、私のような金がある男にしなさい。B子はバカじゃないのか? 」







めっちゃボロカス言ってない?






ぴのこは、A子に聞いた。





マイアミの金持ちは、白人だそうだ。






黒人は、貧乏らしい。






「 マイアミでは、おっさんは女性に優しくするらしいよ。 」






結婚していても、金があれば、グングン愛人を作る。






元気なんだよ。







女性にお金を使うおじさんをシュガーダディって言うらしい。









「 ぴのこちゃんもマイアミでめっちゃ金持ちのシュガーダディ作れるといいね! 」








そっか・・・・・・







グングンの言われるままに、車を借り、ヒイイ~と運転してしまった。








左ハンドルで怖いよ~!!!






「 ぴのこちゃん、右の右に行けー!!! 」





ヒイ~~~





今は本当に便利になったもんだ。





土地勘がなくても、GPSカーナビが誘導してくれる。







グングンおじさんが、カーナビも日本語にしてくれた。






カーナビの誘導で、ゲー!!高速に乗ってしまった。








5車線はあるだろうという巨大な高速を運転してしまった。






ぴのこは、思った。






ゲームセンターに行ってて良かったと。







時々、ゲームセンターで車の運転してたのが練習になったような気がする。






おかげで、アメリカの高速も運転できたのかもしれない。






ぴのことA子は、マイアミのビーチに行き帰ってきた。






無事に帰ってきた、ぴのこ達をグングンは褒めてくれた。






ぴのこは言った。






おじさんのパワーってすごいね。





人の話、聞かないで、グングン来るんだもん。






グングンには勝てないね。





ホテルのロビーで休んでいると、フロントのおじさんがウインクしていた。





うわ! ここにも、グングンおじさんがいる。







掃除のおじさんも、グングンだった。






マイアミのおっさん、マジで元気。






マイアミに行ったら、おっさんにモテまくるよ。






だが、ぴのこ達は言いあった。







このレベルのおっさんじゃ金持ちとは思えないねと。






ぴのこ達の目的、金持ちと出会う旅は始まったばかりだったのさ。









昔から、聞いてはいた。



アメリカの入国は、厳しいよと。



ダンサーシューズは持って行ってはいけない。




現地で買って働くようにと。




衣装は、バレない。



旅をするのに、派手な格好だと、即効、水商売だと疑われる。




女の入国審査員だと、派手な日本人は、運が悪いと即効、送り返されてしまう。





理由は、日本の女が嫌いという理由だけで。





アメリカ人の彼氏がいるというのも言わない方がいいらしい。



うるさいね~




今回、マイアミに行くのに、アメリカは、ヒューストンで乗り換え。




ぴのこ達、女3人は、




ヤッター!!!!アメリカだ~と浮かれて入国審査を素通りしようとした。





だが、3人揃って、別室に連れて行かれた。





え?何?ってね。





問題は、B子だった。





B子の元彼が、警察に捕まっている悪い男だった。





その男は、今、出所してはいるが、






彼と交流があった番号は全て、マークされていたようだ。





アメリカの空港では、B子が来る事を待っていた。






B子を入国させたくなかったのだ。






ぴのこは、別室で、5人の職員に囲まれ質問攻めを受けた。





「 あなたの友達は、売春婦ですね? 」





「 あなたの友達は、人身売買をしていますね。 」





「 あなたの友達は、薬の運び屋ですね? 」





ちょっと、待ってください!





友達は、売春もしてなければ、売買もしてないし、運び屋でもないですよ。





観光ですよ!






ぴのこは、派手な格好をしていなくて助かった。






老婆のような姿で言った。






質問を受けている時に、何度も犬が、匂いを嗅ぎまくってきた。





スーツケースも全部ひっくり返されてしまった。







「 これは、何ですか? 」






職員が持っていたのは、ぴのこの青汁の粉だった。






健康食品だよ!ってね。






40越えると、続けていた健康食品を止めたくなくて、






大量に持ってきていたのだ。





これ、他の友達も同じだったらしく、3人揃って、青汁の粉を疑われた。






プラスチックの容器に入れて、薬じゃないか検査していた。






そして、ぴのこの年になると必要なサプリメント。 葉酸。






多分、エクスタシーだと思ったのだろう・・・・・検査していた。





ぴのこは、持病のお薬が大量にあるのを見られてしまった。





良かった!病院のお薬、説明書を見せた。






これ、準備しておいて本当に良かった。






職員は、まさか、この老婆のような女がダンサーだとは思わなかったようだ。







その頃、A子は、別室で、脅されていたそうだ。






A子は、携帯を取り上げられ、メールやら会話記録を全部読まれたそうだ。





A子は、記録を消すのを忘れていた。






「 何? お前は、アメリカで働くつもりだな? 」






お前を刑務所に入れるのは簡単なんだよ!





3年、アメリカの刑務所で生活してみるか?





3年立ったら、お前は40を超えている!それでもいいのか?





A子は、初めはシラバッくれていたそうだが、半泣きになって、





働きません。許してくださいと言ったそうだ。







問題のB子も、携帯を取り上げられ、保存してある写真を見られたそうだ。







元彼の写真を出され、この男とどういう関係だ?と質問攻めにあっていたそうだ。








写真まで見られてしまうなんて悲惨だ。





もしも、エロい写真を入れていたら、変態がバレてしまう。






ぴのこ達、3人は約3時間ぐらい拘束されていた。






そして、一人の職員が言った。






「 チッ! こいつらから、薬物が出てこない。 解放しろ。 」










やっと、ぴのこ達は、無事にアメリカに入国する事ができた。






B子は、謝りまくった。






「 私のせいで、ごめんね。 」






いいよ、無事、通過できたんだから。







だけど、君の男関係どうなってんの?






前の男は、警察捕まっているとか、今彼は、ヒモって。






もう訳わからんってね。






ま、33才だからいっかと思った、ぴのこだったのさ。







皆様、旅行に行く際は、気をつけましょう。




お薬が必要な方は、英文説明書を用意。





携帯で、英語で浮かれた文章を書いても消しておきましょう。





エロい写真は、もったいないが、万が一の為に消去しておきましょ。 





婆さんみたいな格好で飛行機に乗りましょう。
























今回、一緒に旅をした仲間は、




NYで働いた事がある、A子、38歳。




マイアミで働いた事がある、B子、33歳。




ぴのこ、 42歳。




二人が仲良く住んでいる東京の部屋にスーツケースと共に訪れた。





3人で、荷物の最終確認をしながら、今回の旅が無事である事と、




仲良く旅をしましょうねと、お互いに誓いあった。





目的は、ダンサーあるある、働いて金持ちに出会う事と、




A子は、出会って3年になる証券マンがNYに住んでいる。




東京で出会ったのはいいが遠距離恋愛ができずに





友達として3年が過ぎてしまっている。






そんな友達以上恋人未満の関係男に会いに行くのが目的。





B子は、マイアミに彼氏がいる。





だが、彼氏はまともに仕事をしていない、いわゆるヒモ男だ。





ヒモ男が、誕生日だという事もあり、みんなでお祝いをしようというのが目的。





そして、ぴのこは、海外でダンサーをやるというのが目的。





ぴのこの年に近いダンサーは、皆、海外ダンサー体験ありが当たり前。





ダンサー仲間が明日の方向を見ながら言った。




「 私も若い時は、イギリスで働いたわ~ 」




「 私も若い時、オーストラリアで働いたわ~ 」




「 ぴのこちゃんもこれが最後よ? 行ってきなさいよ。 」





わかった!!!行ってくる!!!





そして、この旅をする事になった。





ぴのこ達、3人の女は、金持ちに会おうぜ!と乾杯をしたのさ。





珍道中ってやつか・・・・・・・