バーテンの男の子が言った。
「ぴのこさん、韓国スター・K、今彼女いませんよ。」
マジっすか!うほー!
って、浮かれてる場合じゃないっしょ。
どうすんの?この歳の差。
そんな、怖すぎでしょ。
で、ぴのこは言ったのよ。
本当はぴのこがあと10以上若ければと思いつつ。
いいの!ぴのこは、韓国スター・Kを見ているだけで幸せなの!ってさ。
「え~本当にいいんですか?」
いいの!
これが、恋ってやつなんです!
若いボーイをどう扱ったらいいか、わからん。
おまけに外国人専門だった、ぴのこ、ここで若い日本人、余計にわからん。
あの韓国スター並の微笑みを見ているだけでいいの!
と、思いっきりカッコつけておきながら、ふつふつのぴのこの中で悪い心が湧いてきた。
この間は、友達も使って、写真で抱きつくって作戦やったけど、
まだ、足りん。
いや~ね。
人間ってすぐ、欲がでるから。
酒、飲んでる間に、スタッフに彼女いないとか聞いた途端、もっと~って心がでてきたのよ。
彼女になりたいとか、セックスしたいなんて心はないわよ。
だけど、だけど、せめて、チューして~って思ったのよ。
ぴのこ、絶対こうしたいって思ったら、やらないと気がすまないのよ。
踊ってる場合でもなし、
へ~い!ぴのこ~元気~って久しぶりの外国人友達が来ても、うるせ~な、って感じ。
今の、ぴのこは韓国スター・Kとどうやってチューしようかそれだけで、頭一杯だから、
放っておいておくれよみたいな。
そして、バッチリ、歯も磨いてスタンバッテおいたわ。
で、カッコつけて、マティーニ飲んでたんだけど、
あれこれ考えてたら、ベロ酔いよ。
で、スタッフに宣言したのよ。
ぴのこ、これから、チューしに行くから!ってさ。
スタッフ的には、は~?みたいな。
で、韓国スターの所に突進していったのよね。
ね~リラックスして、目を閉じてってカッコ付けて言ったのよ。
ピュアなボーイは本当に目をつぶったわ。
その、顔掴んで、チューしたのよね。
ボーイが呆然としいる間に逃げて行った、ぴのこよ。
それ、見てたスタッフ笑ってましたから~みたいな。
多分よ、ぴのこ的な予想では、こんなキッス・チュー彼は初めてだったと思うわ。うお~。
だけど、人間って欲深いわよね。
一回、チューするともっとって思ってしまうのよ。
で、またもや、もう一回チューするにはどうすればいいだって考えていたら、
朝の10時になっていたのよ。
良かった~ウコン飲んで行ってて。
で、もうダメだ。
この歳で、この時間、マジ死ぬ~って思って帰る時、彼が見送ってくれたの。
その時、パンパラパ~ン、
彼が、ぴのこにチューしてきたのよ。
ぴのこ、スキップして帰りまじだから~ってね。
だけど、人間って欲の塊ね。
ベロ入れればよかった~とかさ~。
青春ボーイにベロはヤバいだろとかさ~。
てか、カッコ付けてかわいいキッスしてしまった、ぴのこだけど、
もっと、あと数秒長くすれば良かったとか。
今頃、ぶつぶつ考えている、ぴのこっす。
今度は、お手手握りたいな~とかさ~。
ようするに、この心が、ぴのこが妖怪並に美を保ってる秘訣っす。