こんにちはダンスマイスターです。
春らしい暖かな日和に、涙を流し鼻水垂らして喜んでいます
良いんですよ別に
かみ過ぎてティッシュの減りが激しかろうと、鼻の下が赤くなろうと。
目が痒くってもカッと目を見開いて我慢するから
でも、ピルエットで鼻水が飛びそうになるのだけは勘弁してくれ
別の意味で慎重に回らなきゃいけなくなっちゃう
花粉が飛ぶ前に、でもないですが。
先月劇団四季の「アラジン」初観劇して参りました
ブロードウェイ版のCDを一年以上ほぼ毎日聴いて、
キャラクターや場面、衣装や振付といった演出をあれやこれやと想像していましたが、ドキドキわくわく、予習たっぷり満を持しての観劇です。
上演中の大人気作品なので、、
あまりストレートには書けませんが
オープニングはちょいと残念。
大変ですよね、幕開きは。
登場人物の紹介でキャラクターを印象づけ、関係性を理解させ。
演出のベースをドーンと知らしめ、観客を一気にその物語の世界に引き込み、これから始まるドラマへの期待感を持たせ高揚させる。
あ、でも他の客席はほぼ大満足の大興奮の様子だったので、俺が一人で思っているだけか
全体には面白く、楽しい舞台でした。
ジーニーに余りにも依存し過ぎている様にも感じたのは、演出の問題以上に原因がありそうですが
役者にも高い技量が求められる作品で、ジーニー役や敵役のジャファーはじめ、一緒に舞台に立っていた後輩達の素晴らしい演技は、その努力を思えば本当に脱帽です。
アンサンブルも人数が比較的少なく、その割にスケールが大きいので凄まじい早替えには目を見張りますし、多様なダンス表現も流石です。
特に女性アンサンブルは、こりゃ大変だぁ
ホールニューワールドは、綺麗すぎて泣けてきました
面白く、あっと驚く演出も多く、ミュージカルらしい仕上がりでした!
が、それだけに、ストーリーはかなり詰まっちゃた感じが。。。
それがミュージカルでもあるんでしょうが、単純なストーリーに幾つかの教訓と示唆を置きドラマ性をもたせ、音楽やダンス始め緻密で大胆なギミックで耳も目も頭も心も満足させるエンターテインメントに仕立て上げる。
あぁー
やっぱりこれで良いのか
良くなーーーーい
って、出演者やスタッフは日夜もっともっとと更なる良い舞台に向けて命を削っているんだと思います
本当にミュージカルは最高です
終演後、数人面会に出てきてくれ、懐かしい顔に会うことが出来ました
写真は以前の教え子。
他所のスタジオでの生徒ですけどね
アラジン開幕時のオーディションで唯一だったかな?
外部出演男性ダンサーとして受かったオリジナルダンサーで、久々の出演とのことで、是非とも見なければと観劇してきました
観劇を知らなかった昔の仲間たちは突然の面会にとても驚いていましたが、彼との関係を話すと「だから踊りが上手いのか!」と褒めてくれていました
彼が上手いのは「だから」ではありませんが、教え子が褒められるのは嬉しいものです
台本を活かし、仲間を裏切らず、お客様を楽しませられれば、舞台は自由
益々の活躍が楽しみです。
「あの人の教え子なら」と良い意味で生徒が言って貰えるように、
良い先生を目指して私も頑張らなければ
生徒の立場としては、先生の名に恥じない人間にならないとと、我が身を振り返りますが。。。随分期待外れな生徒だったように思います。
まぁ、大した期待はされていなかったかとは思いますが
少なくとも面汚しにだけはならないように努めます
レッスンは先生生徒の垣根なく、互いが磨かれて行くものなんだと、教える立場に立って初めて感じる事が出来ました。遅いですが
技術以上に学ぶことが多いですね。
スタジオでお待ちしております。
主宰・中島淳治