訃報に接し | ダンスマイスターのブログ

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浅利慶太先生の訃報に接し

 

突然の訃報をニュースで知り本当に驚き、とても寂しく残念でなりません。

いつまでもお元気で、演劇の体現を目指し精力的に新しい舞台を世に出していかれているとばかり思っておりましたが。

本当に残念です。

 

影響力存在感の際立った大きな方。

劇団四季では役者は勿論、裏方スタッフや経営スタッフに至るまですべての人に畏怖されながらもおそらくその誰からも愛された、大きな大きな先生。

 

わずかな時間ではありましたが、浅利先生にご縁を頂けた事は、私自身にはかけがえのない貴重な事でした。

 

 

もっと沢山のお話を伺いたかった。

先生というより、演劇の大きな世界の、(全く立場もキャリアも能力も違いますが)演劇を志す同志として、話を聞きたかったし聞いてもらいたかった。

 

 

くしくも劇団創立65周年の記念日前日に旅立たれたとのこと。

この長い演劇人生の中で数えきれない人たちを育て、数々の名舞台を世に送り出し。

 

「お前が歌を忘れないように、俺は我慢して歌わせてるんだぞ」

「俺が俺がじゃなくもっとオーソドックスにしなきゃダメだ」

「それでも組織にはイエスマンだけじゃなく、お前の様なのも必要なんだ」

 

沢山の言葉をかけて頂き、沢山の経験をさせて頂き、そして団員一人一人を理解し、しっかり見てくださっていた。

浅利先生、大切な大好きな先生でした。

 

感謝しかありません。

 

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

中島淳治