こんにちはダンスマイスターです。
えーっ!それだけ??
昨日東京のレッスンへの地下鉄車内
乗車口がざわついているので目を向けると、駅員さん二人に介助されながらお爺さんが車椅子から立ち上がり乗り込むところでした。
杖と荷物を抱え何とか乗り込みましたが、直ぐ脇の優先席の人たちも一瞥するものの立ち上がる気配はなく。。。
駅員さんが「すみません、どなたかお譲りいただけませんか?」
等と声掛けするのかな?と見ていましたが、しないんですね。
さっと出て電車は動き出しました。
えーっ!そんだけ??と反対側の中ほどに立ち見ておりましたが、その後も誰も譲ることもなく
すこーし声を掛けづらい雰囲気ではあったんです、差し控えますが。
気にしてみていると、何度目かの駅で停車の反動で後ろにドタッと倒れてしまいました。
えーーーーっ!見て見ぬふり!?
ひっくり返り中々起き上がれないお爺さんに近くの人たち誰も手を差し伸べない
慌てて駆け寄って手を引きましたが立ち上がれず、
数人の男性も加勢してくれやっと起こすことが出来ました
座っていた女性もこちらへと声を掛けてくれ、席を譲って貰えました
誰かが最初に動けば必ず誰かが続いてくれる!
一人一人がその最初の誰かになって、声をあげる、
誰かが動けば続く誰かになって後押しをする。
倒れても誰も手を差し伸べてくれない、
困ってても誰も声を掛けてくれない、
そんな世の中じゃおちおち病気にもなれないし失敗も出来ない。
そんなの嫌ですよね
儲け話には手を結び身軽に動くのに、困った人には誰一人素知らぬ顔、そんなのは間違ってる!
これは本当に日常の小さな事ですが、自分自身が何かの境遇に置かれた時、何に基づきどんな選択をし行動するのか、
結果は大きく変わるはず。
困っている相手が自分の父なら、母なら、子供ならと置き換えれば
とても見て見ぬふりは出来ないはず。
最初の誰かになればいい、続くつもりがあるのなら。
と、つらつらと独り言。。。
こんな事は本当にブログに書く事でもなければ人に話す事でもないですが、自分の心構えと、これから大人になる生徒を育てる立場の人間として、生徒に求める在り方として。。。
中島淳治