ラストパイ『本当に』踊りたければ必ず踊れる。もちろん『踊れる』先には、踊ること、踊りをみせること、踊りでみせること、たくさんのことが待ち構えている。だけれども『ラストパイ』が、私に流させた涙は『踊りになること』を目の前に突きつけたがために溢れたものだったと思います。黒田育世さんの言葉。そんな作品を自分の身体を通してあの舞台に立てたこと、それまでの日々。忘れられません。そして、あれから丁度一年。それまでの日々にもまだまだ残り続けるあの感覚は今でも灯続けています。