パッフェルベルの「カノン」


 「カノンって知ってる?」と言われたときから、気になっていた。


 クラシックと言えば、学校で習うような誰でも知っている曲しか聞いたことがなかった。


 カノンをはじめて聴いたとき、自分の周囲に赤や黄色の花が咲き乱れているような気持ちになった。


 俺って何も知らないんだな、と思った。