読売新聞に「顔」という欄があります。
朝、コーヒーを作って、昨日と今日の分をまとめて読んでいたのですが、思わず感動し、コーヒーを忘れてしまい気がついたらコーヒーがすっかり冷めてしまいました。
昨日はケニアで孤児院を運営されている「菊本照子さん」という方のことが載っていました。
菊本さんは中学校の教諭でしたが、海外で活動したいということで夫とケニアに渡り、ナイロビで孤児院を開設。
その後、経済的苦境や、代表者だった夫が蒸発してしまったことなど、さまざまな苦難がありましたが、それを幾度も乗り越えて今日まで25年間がんばってこられました。
(こういう立派な方に対して、何にもしていない私なんかが感想を述べること自体がおこがましいのですが)
こういう方をみて何よりも感じるのは、心の美しさや強さももちろんのことですが、それよりも何よりも、幸福そうな眼の輝き、豊かさそうな笑顔、こういうのがすばらしいなあって思います。
写真に菊本さんの笑顔と、菊本さんを慕っているケニアの少年たちが写っていますが、本物の強さと美しさと豊かさが感じられます
この写真を見ながら、コーヒーのことはすっかり忘れてしまいました。
菊本さんはインタビューに答えて「たくさんのものを与えられた。」とおっしゃっています。
あぁ、この言葉が全てを語っているな、と知りました。
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今日は「女子プロレスラーとして40歳でデビューする島崎晴子さん」という記事でした。
島崎さんは中学生の頃から女子プロになりたかったのですが、背が低かったため断念しました。
そして悔しさをばねにバレーボールに打ち込んだのですが、やはり身長が低いことが理由で高校のスカウトの人から「見込みがない」というようなことを言われたそうです。
自分の全てが否定された気がして、それ以来高校には入学したもののろくに出席せず、18歳で未婚の母に。
その後、自分も何とか立ち上がりたいと思って、自分の子育てを助けてくれた人達への恩返しのつもりで介護福祉士の資格を取りました。27歳の時です。
それから介護士としてがんばってこられたのですが、5年前、テレビのプロレス中継で小柄な選手が堂々と戦っているのを見て電撃に打たれたような気持になりました。
「これだ、本当に自分がしたかったのは。」
「小さいからってあきらめちゃダメだ。自分もこの人のようにやってみよう。夢はあきらめちゃダメだ。」
それから5年。40歳にして、ついにプロデビューを果たしたのです。
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僕が感想の言葉などを書くとトーンが下がりそうです。だから書きません。
僕はこの2枚の記事をきれいに切り取り、ファイルにしました。