インターネット産業革命
インターネット産業革命はどこへ行こうとしているのでしょうか。
少し例を挙げてみますが、例えば、グーグルは世界中の図書館の本をすべてを無料で閲覧できる技術を開発中です。
数年後、書店はどうなってしまうのでしょうか。
また、インターネットの中の百科事典「ウィキペディア」はインターネットを見ている私たちみんなで書いています。
今この場で私でもすぐ書けるのです。
そうすると間違いがあったら大変だと思うでしょう。
しかし統計上、今までの百科事典と比べてむしろ間違いが少ないのです。
また無料で使えるのです。
この百科事典はブリタニカ百科辞典の数十倍の規模になり今なお拡大中です。
別の例を出しますが、インターネット上の新しい技術、たとえばビデオ編集の技術などはそれを考案した人が無料で世界中の人に自由に使ってもらっています。
しかもその技術の中の仕組みもオープンにしているのです。
企業秘密という意識が全然ないのです。
さらに、その技術を改良したい人がいたら自由に改良してもいいのです。
そしてその改良した技術を世界中の人が無料で使えるのです。
(びっくりしているのは私だけでしょうか?)
こうしたことに参加している技術者は世界中に200万人いるといわれています。
知らないうちに目に見えない優秀な技術者集団ができているわけです。
今挙げた3つの例はインターネット革命の現段階の特徴をよく表していると思います。
つまり
「無料化」
「誰でも参加できる」
「技術の中身を見せてしまう」
「誰でも技術改良に参加できる」ということです。
ついでに言えば「リーダーがいない」ということも言えます。
(専門的には「Web2.0」「オープンソース」「マス・コラボレーション」などと言います。)
インターネット産業革命の現段階の特徴は「無料化」「オープン」で「人間を信じ」「リーダーがいない」などということが言えましょう。
旧来の企業秘密とか、大学などの閉鎖的知識集団とは正反対の方向を突っ走っているわけです。 (続く)