スナコー通信359号
2006/6/15
「梅とスモモ」
早朝目が覚めてすぐ窓を開けると外は薄曇りだった。
予報では雨だったがまだ降りそうもない。
庭を見ると梅とスモモの木は今を盛りと実が熟している。
先日の雨から2,3日たったので、スモモにまた甘みが戻っているだろう。
これは頃合だと、朝早いうちに梅とスモモを採ることにした。
梅の木の下に行くと、実がすずなりに成っている。
とりあえず手の届く範囲だけ採った。
それでも大きめのタッパーに山盛りとなった。
この梅は妻に頼んで梅酒にしてもらうことにした。
次にスモモにとりかかった。
スモモは枝に群れとなってぶら下がっている。
私は脚立に乗って背伸びし手で包むようにして引いて採った。
スモモはすぐに左手で抱えたボール箱に山盛りになった。
台所にいったん戻り、ボール箱をいくつか持ってきた。
その中にもぎ採ったスモモを入れた。
いずれも山盛りになった。
スモモを入れたボール箱を玄関のなかに所狭しと置いた。
玄関中にスモモの甘い香りがした。
この日は日曜日でタップダンスの日だったので、先生とダンス仲間の分としてカバン一杯にスモモを入れて教室に行った。
翌日塾にも持って行った。
塾の前に着いたら、向こうから走ってくる女性がいる。
私の近くに来ると頭をペコリと下げた。
十年以上前に卒業した生徒だ。
これはいい時に会えた。
しばらく立ち話をしたあと、
「今朝うちの庭で採ったスモモなんだけど・・・」
とスモモ入りの袋を手渡した。