大人はしばしば若者を見下して押さえつけようとするが、それが若者からすると不快な感じになる。
たとえば「この本読んで感動したよ~」というのはいいが、「君たちも読むといい」という言い方はすでに相手を下に見下している感じがするという。
また、大人はしばしば若者を一定のワクにはめようとする。
これで若者は拒絶の心を持つ。
「冗談じゃない。おれたちの行動をなんで制限するんだ。」と言う気持にある。
もちろん、大人は若者のためを思ってそういうことを言うのだが、それもまた若者からすると下に見られる感じと窮屈な感じがするという。
高い見識と秀でた指導力を持つ大人ならいいが、そうではないから「冗談じゃない」ということになる。
平凡な大人は固まった倫理観や人生観を持ち、時代遅れでピントがずれている。
若者とはセンスが違うから心に響かない。
そんな人生観や世界観で若者を押しつけと嫌がられるだけだ。
私もつい「君たちに教えようか」「私が読んだ本、経験してきたことを披露するか」ということをやってきたと思う。
これはまずかったな、と思う。
直さないといけないな、と思う。
さらに大人が「自分の知識と経験の多さを認めてほしい」という気持で若者に人生などをぺらぺらしゃべる場合もある。
そんなのは若者にとっては迷惑以外のなにものでもない。
まとめると、大人の見解、経験則、知識は披露してもいい。
しかし、それはその人にとって良かったことなのであって、オレたちにまで押しつけるのはごめんだ、ということだ。
解決策としては、自分の実力は高めるとしても、しかしながらそれで押しつけないことだ。
若者と同じ目線で語ることだと思う。