これはただの教育書ではない。

 人生成功の方法論であり、相当高いレベルの書だと思った。


 著者の原田先生は、当時荒れ放題だった松虫中学に赴任した。

 陸上部の顧問になった先生は生徒の前でこう宣言した。

 「3年以内に日本一にする。ならなければおれは先生を辞める」と。

 その日から、決死の覚悟で毎日を送り、そしてついに、3年後見事その中学を日本一に導いた。


この先生の方法は、深い素養に裏打ちされた完成度の高い方法論であり、これを実行すれば、だれでも夢を実現できる方法だと思った。


 その方法とは、まず目標設定を紙に書く、ということだ。

 それも1回ではない。

 1回書くだけでは、夢はぼんやりとしか描けない。

 だから毎日のように書き直す。

 そうするとしだいに目標が明確になっていく。

 何度も書くと、イメージが鮮明になり、強化され、目に見えるように具体的になる。


 次に、この目標をもとにして、年度ごとの目標と月ごと、そして毎週、毎日の目標を決めていく。

 上から下におろしていくトップダウン方法だ。


 この際大事なことは、自己評価をどこまでも高くする、ということだ。

 「おれなんか・・・」などとけっして思ってはいけない。


 どこまでも高い目標を設定し、この目標設定を何度も何度も書く。

 そしてその目標から下へおろして日々の行動予定を設定する。


 その際、注意すべき点がある。


 ひとつは、整理整頓、親に感謝といった心のあり方や日常生活が何よりも大事だ、ということだ。


 また、自分の長所を発見して、それをどこまでも伸ばす、などもある。


 他にもあるが、要するに全人的な成長の必要性を強調している。


 思うに、夢を持っている人は多いが、そのほとんどが実現できないでいる。 


 成功した者はどこが違うのか。

 その理由がこの本でわかった。


 この本によって、誰でも、どこからでも人間は夢をつかめる、ということにますます自信を持った。


  塾生の推薦書にしたいと思う。


誰でもどこからでも夢は実現できる。


そして人生に成功できる。


人生はこれだから面白い、と思った。