学生の頃
夏が来るとドキドキワクワクしていた

夏休みが始まると
今年は絶対なにかspecial事が起きる…そう信じてね

けど
結果は毎年同じ特別な事は何も起きなかった

そして
学生から社会人になった1年目
慣れない仕事に慣れない人付き合い
毎日毎日…汗水垂らして影で泣いて
毎日が緊張と不安の連続だった

そんな中での社会人1年目の夏休み
俺は夏休みの有り難みを初めて知った

学生の時はダラダラ毎日を過ごし
ただ無駄に長くて退屈な毎日
休みの有り難みなんて解らなかった

社会人として世の中の歯車の1つとして組み込まれて
初めて夏休みの有り難みを知った

休みの日数は少ないけど嬉しかった事を覚えてる

だけど
歳を重ねる毎に
夏が来てもドキドキワクワクしなくなった

休みの呼び方も
夏休み→長期休暇→お盆休み
と変化して行き

何かを期待する事を忘れていった
何かを期待しては行けない気がして堪らなかった

きっと
俺自身の心が汚れてしまってせいかも知れない
もう学生の時に感じた何気無い感覚は思い出だせないだろう


そして
今年も夏が来た


今年は忘れていた
学生の頃みたいドキドキワクワクは出来ないかも知れないけど
何かを期待してみようかな?



今年は
昔好きだった歌を口ずさみながら
ビールを飲み
夜明けの海でも眺めよう





そして




今年こそ
長年の夢だった
UFOが見れると良いな…orz