バレエのコンクールは、ほんとたくさんあるけれど、その中でスカラーシップも多くてハイレベルのコンクールのひとつである
国際バレエコンクール
ジャパングランプリ2020
あれれ?みたいな子は出ないので、このコンクールだけは変な緊張感がある!と言いますよね。
今回友人の紹介により振付したのは、
OSOZAWA BALLET STOUDIO の生徒さん。
(Kバレエカンパニーのプリンシパル遅沢佑介さんのスタジオです。奥様もドイツで踊られてた元バレリーナです!)
15歳の男の子です。
初めてのコンテポラリーソロにも関わらず、
ジャパングランプリ2020 第1位
PIBC2020 第2位
おめでとうございます!
因みにジャパングランプリのクラシックは2-1位でした!
今回遅沢先生から上半身が硬いので使えるようにしたい!とご要望もあり、それを踏まえての振付です。
またその生徒さんは、今までコンクールで賞やスカラシップを取ってきていると伺っていたので、特に何も言われませんでしたが、これは1位狙いで作品を創り上手くさせないと。。。勝手に思っていましたね。
お役目果たせて良かったです!
彼は、もともと身体能力が高いので、
私の力は半分くらいなもので、残りは本人が持っている感性で出来たようなものです。
そのことを紹介をしてくれた友人に、結果の報告したところ、
「コンテの能力を引き出したのは、あなたよ」
と言われ、
「それは良かった」」とそっと胸を撫で下ろしましたね。
また、審査員をされていた中村恩恵さんのジャッジシートで、
「振付をよく理解し、忠実に動きを再現しつつ、自分らしい表現に繋げていると思います!」
と書いて下さり、なんと嬉しいコメントです。
そうなんです!
コンテンポラリーの振付作品って、
自由に好き勝手踊ったり、なんとなくよくある振りの羅列ではなく、
やはり作品の世界観があり、振付のひとつひとつのニュアンスや動きの質があるのですよね。
そして特に振付のイメージがはっきりしている場合は、
「動きの再現性」
これがほんと難しいのですよね。
振付家の振付を踊るには、これはまず大事で、
そして、そこから自分の魅力をプラスαで付け加えていく。
それにはまず、
振付をキャッチする力がある!という事。
動きの軌道、身体の使い方、ニュアンスやイメージ、音楽性や雰囲気を
どういうイメージかを見抜いて踊る能力です。
(それによって目線やその場の居方や、走り方まで、言わななくても出来たら踊りこころがある人よね)
動きの再現性は、ほんとこれは私自身もかなり苦労しました。
なので、出来るようになるまで、あれこれ考えトライ&エラーを繰り返す。
ほんとこれしかないです。
実は、この踊りの再現性って、クラシックバレエでも同じですよね。
バレエだろうが、コンテンポラリーだろうが、区別する事なく、振付をしっかり理解して踊ると、自分らしさも出てきますよね!
毎日残暑が厳しいですが、
夏のコンクールがひと段落した方は、
もう一度基礎に戻り、
秋、冬へ向けて頑張ってくださいね!
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