10代は劇的に上手くなる時期!前半はコチラ!


今回は、後半です!




*14.15歳   中学2.3年生*


女の子は、思春期真っ只中です!


親子のケンカも絶えないご家庭も多いと思います。


特に女同士だと、お互いイラっとする事も多かったりと、まぁ大変ですよね。


そんな中でもバレエの先生の話だけは聞く子も多いです。


バレエが大好きなんですよね。


また前よりも上手くなっていると実感があるので、


どんどんのめり込みます。


ちょっとしたキッカケで、上手くなるのもこの時期!



この時期に親とのケンカの原因になるのが、勉強です。




たまに聞くこが、


「親の言う事きかないから、バレエを辞めさせます!」


「バレエと勉強の両立が出来ないから、バレエを辞めさせます」



確かに勉強との両立は大変です。


でも好きなものを取り上げたところで、勉強するのか、親の言う事を聞くのかは、私自身疑問になります。



それで上手くいったところは、あまり見てないからです。。




バレエによって考えるクセをつけている子は、バレエをする事で、ある程度自分に対して客観的視点も育っているはずです。



例えば私が生徒の練習の仕方を見ていると、


いつもは出来ているテクニックに対して、出来ない日もあります。


それでイラついたり、感情的になったり、むやみやたらな反復練習をしている


と言うことがあります。


「出来る日出来ない日があるのは、ロボットでないからある事だよ。


自主練でそれを出来る様にするのは、先生でなく自分自身で、もう1人の自分自身の先生がいるから、自分で出来るようにするには、どうしたら良いか考えて実行してごらん!」


というと、あれこやこれやと考えて、踊っての繰り返しをします。


良かった時は、「どうやったの?」


とわざと聞いたり。


自分で考えて出来たものって、強いんですよね。


強制でも押し付けでもないから。


バレエで出来ない事に対して、ただ出来ない!での感情的になって終わらせないで、


出来ない時に出来る様にするには、どうしたら良いかと、考えるクセとやるクセを1セットにする。


小学生高学年から、徐々に身につけいくと良いと思います。



また身体の変化もあるので、


この時期のバレエ以外のトレーニングも取り入れてくると、上手くなのるのに拍車はかかります。


昔だと、バレエ以外のトレーニングなんて必要ないと言っていた時代もありましたが、


今は昔と違い求められる事が高度になり、情報もたくさんありますからね。



また踊りにクセがついている子は、バレエ以外のトレーニングで基礎体力をアップさせる事で、踊り方も変わります!





トレーニングもむやみやたらにするのではなく、


自分の身体にあったトレーニングをする事がオススメです。



身体が柔らかすぎる子は、ストレッチよりもトレーニングが必要だし、


身体がいつもガチガチな子は、トレーニングと同じくらいストレッチも必要だし、身体も硬いところと柔らかいところの差があったりしますしね。


ちゃんと見てくれる先生がいると良いですね!


もちろんバレエの先生が全て知っていたら良いですが、


バレエの先生にあれもこれも求めすぎてしまうのも違う気がします。


実際知っていても時間がなくて教えられない事も多いし、見よう見真似で分からない先生も多いと思います。


私自身、バレエだけのクラスを教えていたら、踊るためのピラティスバレエのトレーニングやストレッチ等のヴァリエーションは、増えていかないかも思うからです。


生徒さんと向き合って、この子にはどうしたら良いかな?!とトライ&エラーを繰り返して、出来てくるものがほとんど。



私自身でも試して、これ踊る感覚に繋げるトレーニング、これは基礎体力アップのトレーニング、と増えていきますからね。






自分の踊りや身体を本気で変えたい!


と思うのなら、バレエ以外の時間もまた作るのは必要だと思いますよ!





*16.17.18歳  高校生〜


高校生になると、小さい頃から一緒だったお友達も少なくなっとりと、環境にも変化出てきますよね。


バレエと勉強の両立はもちろん大変!


高校生活楽しい!!


誘惑も多い時期。




今までのようにバレエだけに専念するのが難しくなったりと、とても忙しい高校生は多いです。



勉強しながら、お友達と交友関係もありながら、バレエもやる。


それを同時にこなしていく大事な時期だと思います。


大人になるにつれて、バレエだけに専念出来る事って少なくなるので、


例えバレエ団に入っても同じです。


人間関係や諸々もっとややこしくなるので。


だからこそ、バレエの時にいかに切り替えて練習するかが鍵です!




切り替える習慣化!


頭も気持ちも身体もスイッチを変えます!


踊りにアップダウンの波が少なくなるので、上手くなる子は、上手くなり続けます!


アップダウンがあると、バレエへの情熱はだんだん薄れてきます。



「私向いてないかも。。」


と。


自分で自分を判断して、諦めてしまう。



私はこの年代は、まだまだ上手くなる時期と思っています。


だからこそ切り替えは鍵なのです。



また、バレエだけでなくコンテをやり始め踊りの可能性を広げたり、


トレーニングも取り入れたりと、


挑戦したいと思う事は、やった方が良いです!


それによって世界観が変わることもありますからね。





*19.20歳 〜


留学するのなら、この年代がギリギリかと思います。


バレエ学校の年齢制限があるからです。


またどういう道に進んでいきたいのか、10代後半からバレエ学校へ留学もありますが、


留学が全てでもなく、本人の性格もあるし、経済的な事ありますね。



日本の大学行きながらもバレエは出来ます。


海外で踊りたい夢があるなら、サマーセミナーに申し込むなど、短期留学もありだと思います!











10代は劇的に上手くなる時期です!


どんな年代でも、やはり一番は本人の意志とやる気です!


それに全てが掛かってきます。


親や先生ではないのですよね。


条件が良くても途中で諦めたら終わり、


条件が悪くても、蛹から蝶に変わる子もいます。


またバレエが全て出ないの確かです。


例え辞めたとしても、バレエと真摯に向き合ったこの年代は、今後の大きな財産になります。


バレエを通して、バレエ以外な事を学ぶ事も多いからです。



とても多感なこの10代!


私自身もまた学ばせてもらっています!


一緒に成長出来るのは、私にとっても財産にとなります!




 

 

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