今週はじめから、およそ3週間の舞台稽古が始まりました!
手前に立ってる森優貴さんと、バレエマスターのクリスチャン。
一番後ろから、客席を見た時!!
こんな素敵な空間で踊れたら楽しいだろうなーと思います!!
今回ここのオケピットには、ピアノ3台になります!
(本来なら舞台下に下がってますよ。)
舞台稽古の午前の部は、だいたい10時から2時まで。
午後も舞台稽古あったり、夜は他の本番があったりしますが、毎回、リノリウムもセットしてくださいます!
舞台美術も本番用です!
今回はセリ舞台も盆舞台も使います!
よく見ると丸く切り取られてるの分かりますか?
もちろんリノリウムも丸くカット。
舞台美術の場みりのマークもたくさんしてるから、毎回同じところリノリウムはセットしています。
ダンス用の舞台床!
木の舞台の上に、直接リノリウムでなくて、薄いスポンジを敷いてリノリウム。
リノリウムも結構厚めです。
足に優しい!!
これは本当に素晴らしく、羨ましい!!
床が硬いと、身体にすぐ影響するからね!
手前に立ってる森優貴さんと、バレエマスターのクリスチャン。
私は何をしているかというと、
優貴さんのダメだしを書いてます!
ダンサーの春美さんが、モニター越しからパチリと撮ってくださいました!
リハの最中は、だいたいノート片手にメモってます。
ダメだしが多いと書く事で踊りが見れない事もあるけれど、優貴さんが作品中何が大事でどうしたいかの拘りも分かります。
ダメだしでは、毎回注意されるところもあり、そこはダンサーがどう気にしているのか、どう変わっていくのかを、私もしっかりとチェック。
手の角や、音のちょっとしたタイミング、全てはもっと良くなるために。
この小さな拘りこそが、ホント大事。
見ていて変わっていくので、ダンサーも毎回同じように出来るように練習しないとです。
そして、私がダメだし書くのは、人の頭の中を覗き見しているような感じですね。
笑
今回初めてドイツの劇場舞台って面白いと思いました!
日本の舞台と違い袖幕がない!!
日本だと、前から1袖2袖3袖と、幕で仕切られ、そこにダンサーが出入りして、照明も横に置いてある。
これには理由があって、きっと舞台が廻る盆舞台があるから!
近くにある劇場には、ちゃんと袖幕ありましたよ!
今回は、横に幕が壁のようにあり、前後で出入り。
作品によっては、わざと幕を使わなかったりもあったりです。
盆舞台の左右は、左右の舞台ソデまで入り組んでます。
舞台前の上にもたくさんの照明がっ!
盆舞台の溝!
ここに手を挟まないようにダンサー達は気をつけなきゃです。
たまに前から見ていて、おっと!気をつけて!!と思ってしまいます。
ダンサーは、今回盆舞台が廻った状態で踊るシーンもあり、踊るのは難しそう。そして、その場で踊ってるのに舞台セットが変わっていくので、初めての時はあたふた。
みんなで道に迷ってます!となったり、方向が分からなくなったり。と。
でも今はもう大丈夫。皆さん慣れてきました!
私も舞台上で盆舞台が廻るのは初めてで、乗っていると結構楽しかったり!!笑
盆舞台の廻る反対方向に歩いてると、ずっとその場にいます! (エスカレーターの逆乗りと一緒) 笑
舞台袖の照明は、上に付いてます!
上下に幕が別れていて、そこから照明が入ります。
一番後ろから、客席を見た時!!
結構前まで遠いです。
こんな素敵な空間で踊れたら楽しいだろうなーと思います!!
あとプレミア初日まで二週間!
舞台は生もので本当に色んな事が起こっています。。
ここでは書けないですが。。。
本当に一人一人の力が合わさり、舞台が成り立つ。
一人欠ける事で、リハの進行状態も変わる。
多くの人に迷惑もかける。
舞台は、たくさんの人の力によって出来上がる。
今回この作品に携わり、とてもとても実感します。
来週かどんどんスタッフも増えてきます。
私もしっかりと動いていきます!