今までかなりの感覚人間。
見たイメージ、注意されたイメージを感覚的に踊る。
もちろん踊りにはイメージは絶対!!
これは本当に必要。
でもイメージを助けるために論理が加わったらどうだろうか?
イメージがもっと明確に見えてくる。
トレーニングをするようになって、身体に興味が出てきた私。
特にバレエのクラスでは、自分の身体を整える・まとめる・コントロールする事を重点的に踊る身体を作り上げる意識でやっている。
見た目的にテクニックが出来たどうこうではなく、
身体をきちんと使って踊れてるかどうかが大事。
特に私のバレエの師匠である高木俊徳先生は、
身体の使い方を重視する先生で、とても論理的にバレエを指導する。
だから、私が初めて出会って先生の所へ通うようになった時、
「上手く踊ろうとか思ってはいけない。
たくさん回ろうとか、足を高くあげようとか思ってはいけない。
ただ私の言う事をやってれば良い。勝手に上手くなるから!」
と、俊徳先生のお言葉。
私は、ただ「はい!!!!」
この先生のついていこうと!!
おかげさまで、ただ真似ていただけのバレエから、論理が入り昔に比べては上手くなったかな~!?
それに、コンテンポラリーを踊ると、身体はあらゆる方向に伸ばしたり、抜いたり、インだったり、アウトだったり、身体がバラバラになる時がある。
そんな時は、やはりバレエで身体を整えると気持ちがいい。
また俊徳先生に、他の人の踊りも注意深く見なさい!
とも言われ、
レッスン中、先生が注意したことを意識して踊ってる人や、踊ってない人、
上手い人は何を意識して、そうなっているのか、見抜きなさい!
とね。
そうやって、人を踊りもみて勉強。
これは教える時に本当に役立っている。
だから、トレーニングをするようになったとき、
私のバレエは俊徳先生仕込みなので、解剖学的に身体を使うようになっていた。
だから、先生の言ってる事とトレーニング(特にピラティス)との身体の使い方がリンクする!!
先生の注意された事が、ピラティスのこの使い方をすると簡単に出来て踊れる!!
おぉ~!
私はどんどんハマっていく。笑
解剖学的にバレエを分解し踊り、
骨格の模型をさわり、筋肉のつき方を勉強し、
頭で人体模型を3Dにしてイメージし踊らせる。
するとイメージがもっと明確に見えてきて、
身体にすっと入ってきて、使う感覚がわかるようになってくる。
そして、これは指導するとき、
人の身体をみて、何が足りなくて、どうしたら良いのか、
どうイメージさせたら良いのかをさらに分かるようになった。
人を見て自分を知る。
人を見て考える。
解剖学的・論理的に自分の身体をみつめ、指導する時も解剖学的・論理的に考える。
これが、私がトレーニングをする理由のひとつ