本日献血に行ってきました。

 

チェンソーマンが好きなので血を代償に悪魔と契約する妄想とかをしました。

 

私の血液を採取した看護師的な人と話したところ医療従事者のほとんどは既に1回目のワクチン接種は住んでいて2回目は途中だとのこと。

 

学生の頃は医者や医学なんて所詮経験則の寄せ集めにすぎないつまらない学問・職業だと思っていました。数学者と理論物理学者こそが最高の職業だとマジで思っていました。かなり異常でした。そのくせ自分は工学に行くという。

 

しかし体調を崩して身に染みたのが浮動性めまいの苦しみの前では数式や運動方程式の美しさなど虚しいものだということです。

美しい女性もどうでもよく。金もどうでもよくなります。自分の能力。容姿。対人関係。全てどうでもいいことです。

 

浮動性めまいとそれに伴うマジくそな症状に比べたら自分のそれまでの悩みのしょぼさに気づけました。

あれらはゴミ以下のクソみたいな悩みです。

 

人間にとって最大の苦しみは結局健康の苦しみだと思います。この問題の具体的な対処法をもっている医師等の医療関係の職業は今後も重要なままであり続けるのでしょう。

 

で、ここからが本題。以下の内容は医学のド素人の機械屋が勝手に調べた内容です。

 

医療技術の発展とは薬と医療機器・装置の発展なのです。

 

そして近年これに付け加えられるべき要素が人工臓器です。

 

 

ハッキリ言って人工臓器の進歩はただ事じゃありません。

 

時代の大きな大変革期に生まれ、生きている人でも自分の生きている時代がそのような大変な時期だということになかなか気づけないのです。

 

人工臓器という言葉自体もあまり浸透していないと思いますが多分そのうち一般人の耳にも普通に聞こえてくるようになるはずです。

 

その名の通り人体の病んだ臓器の役割を補助・代行する医療機器です。臓器移植手術の際に、手術中に臓器の役割を一時的に担う人工心肺や、腎臓機能を代行する透析装置も人工臓器です。人工臓器といったからといって人体に埋め込むわけではありません。

 

以下複数の人工臓器の参考書・教科書を読んでわかった現在精力的に研究されている分野。

 

人工心臓、ペースメーカー、ステントグラフト、人工腎臓、人工肝臓、眼内レンズ、人工関節、人工内耳、人工中耳、人工神経、

人工視覚、人工歯根、人工骨、人工弁、人工肺、人工血管、そして幹細胞。

 

上記のそれぞれの分野がすさまじく奥が深くそれぞれ専門家が分かれています。医学の素人があまり具体的な医療技術の話をすべきじゃないのかもしれませんので控えますが半分SFの話かと思うくらいのことが可能となっています。人工視覚とかね。

 

こういった医療機器は医学だけでは絶対できませんし工学だけでも絶対作れません。両方の分野の専門家が協力し合い学び合う必要があります。形を作る技術。材料を開発する技術。制御する技術。これら全て工学の仕事です。真の学問は決して領域をもって独立などしていないのです。

 

福祉機械・医工学の領域は多くのエンジニアにとってもまだまだ未開拓の領域が多い分野だと言えるでしょう。大切なのは人体を人工物で置き換えるという大きな産業的・学問的な流れがいつの間にかできつつあるということです。今後、生命倫理・経済的な問題・政治的な問題など色んな場面で議題に上ってくると予想します。