配管を流れる流体の流量(体積流量)

 

流量計を選ぶ際には以下の項目を決定しておかなければいけない。

・流体の種類←配管に流れる流体は設計仕様で決まっているはず。空気、窒素、酸素、水がよく使われることが多い。気体か液体化が重要。

・流量←流体は勝手に流れない。必ず流体を送り出すポンプやコンプレッサーがある。これらから吐出量を求める。

・流量計に流れる流体の圧力←流体は入り側と出川とで圧力差がないと流れない。流量計に流入する流体の圧力はいくつか?これもコンプレッサーやレギュレータなどから分かる。

・流量計は機械式か電磁式か?←電源盤から電流を供給しないと電磁式の流量計は利用できない。電源盤がないときは機械式から選ぶ。機械式はさまざまあるが差圧式と面積式などがいろいろ種類がある。

 

以上の項目を決定したらメーカーに相談して決める。

 

面積流量計:流量計自体が配管の一部となる。

差圧式流量計:流量計が流体の一部使い使い圧力差から流量を表示する。乱流が入り込むと誤差が大きいから直感部を設けなければならない。

 

流量計は圧力計に比べて選定が難しい。受注生産が多く、納期も長めだし奥が深いので、メーカーにも相談して決める必要があります。

 

おすすめ参考書:流体量の測定 小宮勤一、 EXCELで解く配管設計 斉藤義己