さて、世界中の株価が下がっています。非常に大きな下落でした。記録しておきます。
コロナウイルス騒ぎ、原油価格の急落が原因だと報道されていますね。特にダウ平均は過去最大の暴落ですね。
少しばかり株式投資をしているのですが、今回はなかなかいいパンチを食らいました。
日経平均は一週間で4000円も下がり、19000円台になりました。ました。20%ほど下がったのです。
意外と知らない人も多いのですが、アベノミクスの金融緩和とは要するに、日本銀行がお札を刷って、日本の企業の株を買うということなのです(注1)。非常にシンプルです。日本株は価格が下がっていったら日本銀行が高値で買い始めるので、買い手が有利な相場になっていました。それにもかかわらずの下落です。
この原因はコロナウイルスだけの影響ではなく、年率換算の経済成長率が-7%になったという発表をうけてのことだと解釈しています。
悲しいかな?日本国は人口がへり、経済規模が減る時代に突入したのだなあと私は受け取りました。
お先真っ暗のようですが、実は未来は明るいのだと考えています。以前米国の経済は強靭です。
株式投資は決して博打ではないのですが、どうしても賭け事だととらえたい場合は、株を買うという行為は世界の未来がより良いものになるという方に賭ける行為であるといえるでしょう。逆に世界の未来がより悪いものになると思うなら、株は売るorもたないという選択になります。
そして第二次世界大戦という破滅的な経験を経て、なお人類は進歩し続けているのです。人類
はコロナウイルスを乗り越える可能性が高いと思うのです。コロナウイルスの脅威よりむしろ、人類の果てしないほどの向上心と欲望、生命力にこそ私は畏敬の念を抱くのです。
(注1)
四季報記載の企業の、主要株主欄を見るととある金融機関の名前が頻繁に出てきます。なだたる国内企業の主要株主になっているこの金融機関の正体は一体何なのでしょうか?株を持つことで、はじめてこういう問題に出会うことができました。その正体は、日銀、年金、外資です。グローバリズムだと思います。でも国内の市民に対する優しさは感じられません。現状アベノミクスは株主・上場企業のみが利益を得る仕組みになっています。そのため私は株を所有しています。
(注2)
なぜ原油が下がると世界中の株価が下がるのか?石油を売る側にとっては原油価格が下がるということは収益の悪化につながる。このため、原油価格の暴落は悪材料として市場に受け止めらる。