アルミフレームというものがあります。一品物の機械の設計屋やdiyをしている人にはおなじみでしょう。

う四つの溝がついてるアルミの棒です。溝にボルトを入れて別のアルミフレームと組み合わせると骨組み構造をつくりだすことができます。

 

アルミフレーム 使用例 などと検索すると大変色んな使い方があり勉強になります。

原則として何かを支えたり、固定したりするために使用されることが多いですね(本棚、台車)

 

骨組みのための材料として、入手性、価格、強度、耐食性に優れていて、とても使い勝手がいいです。

工場に制作を依頼しなくてもアルミフレームを注文して、自分で組み立ててしまえることも多いので、土台などを、アルミフレームで作ってしまえばコストカットや利益率の増加につなげることができます。

 

アルミフレームはボルト締結で骨組みを組んでいくので、大量のボルト・ナットを使用します。

つまり、組み立て、分解がめんどくさいのです。組み立ての順番を守らないと組みあがらない場合もあります。

組み立てられないことに気づいて、もう一度バラバラにするのですが、これが結構めんどくさいのです。

せっかくコストカットのため、アルミフレームを採用したのに、組み立てに何時間もかかるのでは、よくありませんね。

アルミフレームに限った話ではありませんが、蛍光ペンなどで、部材の取り付ける位置にマークをして置き、仮止め程度にボルトハメていくのがコツですね。

 

アルミフレームは鋼材(C,H,角パイプ等)に比べ弱いため、荷重を安全に支えられるか事前に強度を検討しないといけないことが多いですが、

実際結構強いですね。日常生活で必要な身の回りのものならアルミフレームで代替できモノが多いです。ベッド、机、テーブル、本棚、

最も家具をアルミフレームで自作しようとすると結局高くついてしまうことが多いです。

アルミフレームを骨組みにして、高さ調整のきくサイドテーブルを自作することを想定して計算してみると人件費を無視しても量販のものには価格で勝てません。品質でも大きく劣るでしょう。

 

アルミフレームは一品物、量販品の無いモノを作る際に威力を発揮するわけですね。