危険物乙四を先月受けました。法令がボロボロだったので、落ちたと思っていたのですが、なんと合格していました!

 

受験する前は余裕で受かるだろうと楽観していましたが、法令がなかなか覚えにくくてひやひやしながら当日の試験に臨みました。案の定法令がぼろぼろでしたが、運よくギリギリ合格したようです。。。

 

なぜ乙四類を受験したのかというと化学を勉強しなおす一環で受験しようと思いました。

また、乙四類は実務で使用するわけではありませんが、引火性物質への対応力を上げるという意味で、エンジニアの現場力の向上にも若干寄与するかもしれません。。

 

さて、化学のある分野が密かに存在感を増していると感じています。最近化学を学びなおしているのもこの化学のある分野の目覚ましい発展を知ったからです。
この分野が現代社会を大きく変えるのではないかと個人的に注目しています。

 

この化学のある分野とはズバリ光化学です!

光化学とはその名の通り、光が介在することで生じる特有の化学反応に関しての研究分野です。

 

物質ではなくて光が化学反応に影響を及ぼすというのが私にとって盲点でした。

 

ド素人なりに頑張って調べたところ(現在も勉強中)、どうやら、光を当てることで面白い反応がおきることがあるようなのです。。典型的な例が光合成です。光合成はいまだに謎が多い難解な化学反応ですが、光が介在しています。

 

さらに光を触媒として使用する光触媒という概念もあります。

 

私が注目しているのが生体、、つまり肉体に対して、光が及ぼす影響です。アジアではパンデミックといっていいほど近視が進んでいます。この最大の対処法として近年の国際的な医学界で推奨される近視の予防法はなんと日の光を浴びれる屋外で運動をするということです。

 

バカにしてはいけません極めて重要な発見です。統計分析の結果、分かったことは太陽光の元で運動するということの重要さなのです。単に運動をするだけではいけないということだったのです。

 

医師はなぜ太陽の光の下で過ごすと近視が抑制されるか、ハッキリしたメカニズムは不明としています。

 

以下は、私の仮説です。近視とは眼筋が硬直し、長期間硬直した筋肉の張力によって水晶体の形状が歪み、網膜で焦点を取れなくなった状態だと考えるのが有力だそうです。

つまり近視を予防するということは眼筋の硬直を予防するということなのです。

ここで光化学反応です。太陽光に含まれる赤外線(紫外線という専門家もいるようです。)は筋肉の深部まで到達し、リンパ管内において何らかの光化学反応をおこし、筋肉の代謝・疲労回復を促します。これによって、眼筋も柔らかくなり、近視が予防されます。

 

上記は医学・化学の素人である、ただの機械屋の妄想ですがかなり自信のある妄想です。ある種の光が人体に良い影響を及ぼすということは経験的には実感している人も多く、赤外線治療器というものも存在しています。これまでの化学は化合物同士を反応させることに情熱を注いできましたが、これからの化学は光を反応に取り入れるというアイディアに情熱を注ぐことになるのではと思っています。それほど調べれば調べるほど奥が深いのです。