以前ちらっと触れたのですが、機械設計には、大量の専門用語があります。これらは万人が話し合って決めたものというよりは、設計屋や図面屋や現場の作業者・職人や加工屋のとうちゃんかあちゃん、機械学会の工学者、メーカーなどがモノづくりをしていく中で、ドイツやアメリカの製造業の影響を受けつつ確立していった用語が多いという印象を請けます。

 

統率するものがいないカオスな状況で生まれていったものが日本の機械用語だと思います。

 

今瞬間的に頭に浮かぶものを列挙していきます!行くぜおい!

 

継ぎ手、コッター軸受け、ベアリング、シール、ガスケット、オイルシール、シム、シム代、スティフナー、リブ、ブラケット、フランジ、管継手、溶接継ぎ手、軸継手、カップリング、ボス、ボブ、キリ穴、通し穴、ボルトとネジ、なかさん、手すり、めねじとおねじ、グリス、機械油、アクチュエーター、コンプレッサーと圧縮機、エアシリンダー、シリンダー、粗さ、仕上げ、機械加工、あたり面、据え付け面、摺動面、首下長さ、ボルト長さ、めねじふかさ、もむ、ポンプ、内部応力、焼きなまし、焼き入れ、焼き戻し、ボルトとナット、寸法をいじめる、寸法をまるめる、テーパメネジ深さ、管用並行ネジ、管用テーパねじ、チャンネル、鋼材、b寸、H型鋼、アンクル、グラインダー、サンダー、タップ、腐食、錆、sus、ss、三角法、治具、リベット、カプラ、ニップル、ブッシュ、、、

 

はあはあ

まだまだありますがここで打ち止めしましょう。モノづくりに係る人で、上記の用語の中のいずかについて、その言葉の定義を知ろうとして本などで調べたもののなんだかよくわからないままだったという体験をしたことがある人はとても多いと思います、

いかがでしょうか。

 

でも上記のすべての用語はモノづくりの現場で当たり前のように使われている言葉です。

これくらいの用語は理解しておかないと、設計などできません。

 

私はこれらの用語の意味をはっきりさせるのに大変苦労しました。また上記のような基本的な機械品に関する用語の意味が製造業界のなかで効率よく共有されていない憤りもあります。

 

なので、このブログでは機械用語の意味を白黒つけることに重点をおいていきたいと思います。日本の工学は本当に知識の整理・伝承が下手だと思っています。

 

おねじとめねじなるセクハラギリギリの用語が現在も正式に使用されているので、ろくに議論がされていないのかもしれません。確かにわかりやすいのですが、、、、

 

以上、愚痴でした。