東京ディズニーリゾートには約２万人のキャストさんが働いています。
その職種は様々！パークのいたるところで見つける清潔感あふれる真っ白い服に身を包んだかすとーでぃあるキャストや、アトラクションを安全に動かすアトラクションキャスト、ゲストにお土産や商品を渡すマーチャンダイズキャストなどなどたくさんの種類があります。
この全員に共通しているのはみんなゲストにハピネスを届けようと働いてくれていること！
すべてのゲストに平等に、十分にパークを満喫してもらうために今日もこんな暑い中頑張っています！
東日本大震災のディズニーの対応以来テレビでもよく紹介されているのですが、彼らには守るべきマニュアルの中に『SCSE』という目標があります。
キャストはゲストのために何かしようと考えた際、この順で優先順位を考えるそうです！
S…SAFETY(安全)
まずは安全！パークに楽しみに来たのに怪我をしてしまっては大変です！以前ご紹介したように（こちら）ゲストの安全を考えた工夫がパークのいたるところでされています
C…Courtesy（礼儀正しさ）
“すべてのゲストがVIP”との理念に基づき、言葉づかいや対応が丁寧なことはもちろん、相手の立場にたった、親しみやすく、心をこめたおもてなしを心がけています
S…Show（ショー）
キャストが、あらゆるものがテーマショーという観点から考えられ、構成されているテーマパークのショーの一部として、身だしなみや立ち居振る舞い、施設の点検、清掃など、「毎日が初演」の気持ちを忘れずに、ショーを演じ、ゲストをお迎えすること。彼らを従業員、や店員と呼ばずキャストと呼び、我々客をゲスト、と呼ぶのもこの東京ディズニーリゾートを一つの大きな舞台としているからです！
E…Efficiency （効率性）
安全や礼儀正しさ、ショーを無視して効率を優先しても、ゲストにハピネスを提供することはできないことから、安全、礼儀正しさ、ショーを心掛け、チームワークを発揮することで、効率を高めること。
普通の会社でしたらEの効率性をなにより重視しますが、ディズニーは違います。
お買い物をした『ゲストに呼びの袋はいりますか？』や『そちらのお土産も一緒にお入れしましょうか？』など本来であれば（袋もったいねーよ…）なところを自ら提供しようとするところにもみられます。
こんなようなことがパークの人気を支えているのではないか、と思います！
今度パークへ行ったらキャストのみなさんの行動を見てみるといいかもしれませんね！
