これを黙ってはいられない。何か伝えずにいられない。


その後に浮かんだ光景は、あまりにも衝撃が強すぎる。


まだ経験の浅い少年は、一度に複数のことを想像した。



いつもは通学途中で立ち寄らない。


川のほとりで、あの猫を見つける。


いつもと違うのは、少年の呼吸。


あまりの駆け足で息が上がっている。


まずは一呼吸おく。心を落ち着かせる。


ゆっくり顔を上げて、猫を見つめる。