あさがほの君はどうしているのだろうか?
「 見しをりの露わすられぬ朝顔の
花のさかりは過ぎやしぬらむ 」

源氏はかってまだ幼かった姫君に心惹かれ、たまたま手にした
朝顔の花を贈ったことがあった(このためこの姫を朝顔の君と呼ぶ
ようになる)。この思い出の姫を懐かしんで、朝顔の君を訪れたが
冷淡に断られてしまう・・・まだ夜も明けきらない朝霧にけぶる
庭を眺めると、秋草の中に枯れ枯れになった朝顔の花が僅かに
咲き残っていて、その朝顔の花を手折り、姫のもとへ届けさせる。
次の歌を書き添えて・・・
「 見しをりの露わすられぬ朝顔の
花のさかりは過ぎやしぬらむ 」
この意味は
お見かけした折の美しさが忘れられませんが
あなたの美しい盛りの頃はもう過ぎ去っている
のでしょうか?
早くお逢いしたいものです・・・と。

これに対して 朝顔の君は次のように返歌する。
「 秋はてて 霧のまがきにむすぼほれ
あるかなきかに うつる朝顔 」
この意味は
晩秋のころ霧のけぶっている垣根にからまって、
あるかないか分からないほど色あせている朝顔の
ように、私はやつれてしまったのでございます・・・と。
(源氏物語・朝顔の君の巻)
実は、東京の朝顔が気になって、気になっていた(笑)
先に、北海道から帰京した娘に
ベランダの「朝顔の君」の様子を電話で聴いた・・・
すると、「見る影もなくやつれ切っている」との冷たい声。
なんとも心配事が現実となってしまった.(
)
あぁ~朝顔の君…
*でも朝顔は北海道留守中もベランダをあざやかに
包んでくれていたことと思います、感謝!。
では皆様・・・朝顔の君とならぬように
ご留意ください・・・(笑)。
(お盆過ぎまで、青森かな?)