「ローソクもらい・・・」(道東・十勝)

二十四節気の「夏至」(6月21日頃)が過ぎ、昨日
7月7日は小暑(しょうしょ)」だった。
「夏至」の頃は、一年で一番日が長く、日本の大部分は梅雨入り
し,花菖蒲、紫陽花の似合う時期と言われているが「小暑(し
ょうしょ)」になると、いよいよ本格的に梅雨明けも近く、蓮の
花も咲き、蝉の合唱が始まるようになる。東京はまだですが・・。
ところで、「夏至(げし)は、なぜ夏至と言うのだろう?」
・・・答えは「冬至(とうじ)と間違わないため!」(笑)
仲間うちでこんな話をしている,既に頭の中は「熱中症か夏バテ!」
また、7月7日は「七夕」。織姫と彦星が一年に一度出会う日。
天気なって、再会が果たされれば良いと願っていました。
私の故郷・道東では新暦の8月7日が七夕祭り。都会にいると
季節感もないが子供心に、この前夜「ローソクもらい」の歌を歌
いながら家をまわった思い出がある。「ローソク」一本もらったり
、代わりにお菓子をもらったりして、懐かしい七夕の夏の習俗であった。

今もあるのだろうか?ほとんど聞かなくなったが・・・。
しかし、今,歌詞だけを見るとストレートで結構な驚きだ。
(歌詞)
・「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー
おーまーけーにー 噛み付くぞー」
・「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー
おーまーけーにー 喰い付くぞー]
・「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー かっちゃくぞー
おーまーけーにー ひっかくぞー」
・「ローソク出ーせー出ーせーよー 出ーさーないとー ひっかくぞー
おーまーけーにー かっちゃくぞー」

子供の頃は無邪気に何も考えずに歌っていた…(笑い)。
「かっちゃくぞー」とは、「引っ掻く」という意味であり、さらに
「引っ掻く」だけでなく「噛み付いたり」「喰い付いたり」と激し
い。当地へ転勤等で赴任された方はビックリしただろう(笑)。
出だしが「ローソク出-せー」とすぐ始まることには、謂れも
あるようで地域によって「豊年七夕」「商売繁盛」等が枕詞として,
ついていたようである。時代とともに直接的な囃子言葉、言い方
に成っていったのだろう。また、青森・弘前のネブタと縁があり
「ラッセラー ラッセラー ラッセ ラッセ ラッセラー」が
訛って 「ローソク出ーせー出ーせーよー」なったとの話もあり,
びっくりしてしまう。ネブタの中も昔はローソクだったしね。
ローソクは必要だった訳だ。

ところで、今年は短冊に願いを込めて何と書いたらいいのだろうか?
「原子力・・・」「放射能・・・」「復興・・・」「想定外・・・」「安全・・・」
「前進・・・」「夢・・・」「希望・・・」「平和・・・」「家族・・・」「ボランティア・・・」
「ご乱心の中央政府・・・」「利権に群がる政治屋・公務員等・・・」
「人格権・・・」「環境・・・」「計画停電・・・」「古い頭・・・」「若者の力・・・」
「意思決定者・・・」「節電・・・」等キリが無くなってきた。
後は皆さんへバトンタッチ。続けてください・・・。
色々な願いがたくさん・・・少しでも叶うことを心から願いたい。
私は一言,「踏ん張れ!東北!」と書かせていただきます。
もう一言,「風化させまじ,この人災を・・・」・・・と。
追伸:昔は懐中電灯が無かったので,横にしたアキカンの
中に,ローソクを入れて,足元を灯したのです。
アキカンには釘で穴をあけて,好みの模様を描いたり
したものもありました。灯りが模様の縁取りをして
くれるものです。
眠れぬ夜を,七夕にちなんで,徒然なるままに
昔と被災地の皆さんのことを想いながら,改めて,
心の短冊に認めました。「踏ん張りましょう」と!