ダンボさんです。
ご訪問頂きありがとうございます。
またまたエッセイになるんですが、今回は私が思うふたりの天才をご紹介致します。
まずは絵画の世界から。
おおた慶文(おおたけいぶん)さんという天才がいらっしゃいます。
おそらく絵を見ていただくとすぐにお分かりになるかと。
水彩画で非常に柔らかいタッチの少女の絵を描く方で、本屋さんにもよく画集が売られています。
この方の絵の特徴は顔の中のパーツで、「目」を大きめに描きます。
ですから当然、子供の顔になります。
モチーフも10代の女の子がほとんどなんですが、おおたさんのすごいところは、同じ比率のパーツで顔を描いているのにも関わらず、ちゃんと大人の女性も描けるんです。
水彩画でありながら、まるで息遣いが聞こえるかのようないきいきとした女性に、時間を忘れて見てしまうほどです。
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続いて音楽の世界から。
村下孝蔵(むらしたこうぞう)さんという天才がいらっしゃいました。
残念なことに1999年にお亡くなりになられてます。
ゆうこ、初恋、踊り子、少女などのヒット曲が有名ですね。
この方が天才だという理由を挙げて参ります。
まず曲の歌詞。
この方の作詞の能力は半端ないです。
ひとつの「文学」として確立されています。
実にキレイな日本語の歌詞なのです。
私は曲を聴く際にメロディ重視で聞くのであまり歌詞は頭に入って来ないんですが、それでも村下孝蔵さんの曲だけは歌詞が頭に残ります。
それだけ日本語として秀逸なのです。
次に歌唱力。
どの曲もそうなんですが、サラッと歌っているんですが、実に歌がうまく、歌唱力が半端ないんです。
とにかく声がいい。
声も歌い方もとにかく角がなく、丸いんですよ。
変な癖もない。なのに耳に残る不思議な声なのです。
しかも高い声も出せるんです。
曲によってはG#やAくらいまで行きますから相当なものです。
カラオケでレパートリーにされている男性も多いかと思うんですが、だいたいキーを下げておられると思います。
村下孝蔵をオリジナルキーで歌えたら大したものですよ。
次にギターの腕前。
ひとりベンチャーズという動画があるんですが、ギター演奏を極めるとこんなことまでできるの?というレベルなんです。
ベース音を出しながら、メロディも弾いて、なおかつコードの和音も入れて来る。
普通はありえません。しかもギターでドラムの音まで出してしまいます。弦をクロスさせてるようなんですが。
なぜこんなすごい人が46歳の若さで逝ってしまったのか。実に神様は残酷なことをしたものです。
今でも生きていたらもっと素敵な曲が世に残っていたかと思うと残念でなりません。
これだけすごい人でありながら、見た目は普通のサラリーマンで優しそうなおじさんなのです。
そこもいいんですよね。
そのふたりの天才を融合させた動画を見つけました。
「ゆうこ」という曲です。
よろしかったらご覧下さいませ。
今回はここまでにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。