突然三世が「そう言えば小山先生の墓をまだ教えてなかった」との一言から兄弟子と一緒に小山先生の墓参りをすることになった。
小山先生の墓は舞鶴の出身なのでてっきり京都府舞鶴市まで足を運ぶのかと思いきや、岐阜県の飛騨高山にあるという。
富山県に住む娘さんの意向で飛騨高山の千光寺に埋葬されているとの事であった。
千光寺は高野山真言宗に属する密教寺院で、山岳仏教の修行の古風を今に伝えており、最近では「円空仏の寺」としても、その名は広く知られている。
小山先生は生前「私は人を殺めているので墓は作らなくてもよい」と言われていたそうで、ここは宗派を問わず入れる共同墓地があり、又娘さんの富山県南部から県境で近いので千光寺に埋葬される事となったらしい。。
始め抱いていた京都よりは同じ岐阜県内で近くなったと思っていたが、本山のある中津川からは車で2時間半近くかかり、飛騨高山まではなかなかの距離であった。
以前、別の兄弟子が三世と墓参した際は奉納演武を行ったが、今回は8月で酷い暑さでもあり演武は行わず墓参のみとなった。
三世は一時期曹洞宗の禅寺で寺男をしていた事もあり三世自ら般若心経を唱えて頂いた。
久住の高山政吉先生には毎年墓参に出向いてるが二世である小山先生の墓参は初めてであり、又昨年舞鶴へ小山先生の住宅跡地や三世と稽古をした白糸浜神社にも伺ったので思いを込めて手を合わせた。
旅館に戻ると夕方となっており、早々に飛騨の小京都と言われる街並みを散策し地酒で宴となった。
因みに、小山先生の御子息は俳優業や声優業をされており数々の映画の吹き替えもされ業界では有名人である。







