新説、食(しよく)物(もつ)連(れん)鎖(さ)?
最近学校でも風邪のためか体調不良を訴え遅刻や欠席また保健室利用がポツポツと出てきています。
1年生の生徒を見ていて思う食物連鎖について次のような仮説を立てました。
仮説「1年○組の食(く)い物(もの)連(れん)鎖(さ)」です。
①A君がジュースを買いA君が飲む。
②A君の机の上又はA君の飲んでいたA君のジュースをB君が飲む。
③B君が飲んだ後にC君が飲む。
④C君が飲んだ後にD君が飲む。
⑤それをまたA君が飲むというふうに・・・続きます。
仮説図
A君→ B君→C君 → D君→A君
風邪のウイルスを持っていると
⑥この食物連鎖の中で1人でも風邪の菌またはウイルスを持った人がいると4人とも同じ病気になります。
⑦2人がウイルスを持っているとその効果は2倍のなります。実に怖い話です。
でも、実際に怖いのは次のような連鎖の場合です。
4人とも風邪などのウイルスを持っていなくても
①A君が授業や放課後自学や課題提出または考査勉強をしたくないと思う。
②A君の影響をもろに受けたB君が授業や課題提出や考査勉強をしたくないと思う。
③また、同じようにC君、D君も、もろに影響を受け授業や考査勉強をしたくないと思う。
そして、元気よく家に帰りスマホで時間をつぶす。
そして朝は遅刻をして学校に来る。
A君→ B君→ C君→ D君→ A君
したくない、サボりたいと思う気持ちの伝染です④この場合は症状が出るのに時間がかかりますが、病気は確実に進みます。
⑤結果として遅刻が増え、授業に身が入らず、欠席も増え成績が落ちます。
⑥4名の内3名は何とか進級しても、自分の希望する進路、希望する企業や大学に行けずあの時こうしとけば良かったと後悔します。
全てが後の祭りです。
・イソップ童話にも「アリとキリギリス」(原作は「アリとセミ」)の話があります。
この寓話は、キリギリスのように将来の危機への備えを怠ると、
その将来が訪れた時に非常に困ることになるので、
アリのように将来の危機の事を常に考え、
行動し、準備をしておくのが良いという話です。
アリの生活をするか、キリギリスの生活をするかを選ぶのは皆さん自身です。
自分の進路をどうするか、どうしたいかを考え、健康に留意し、学習に頑張ってほしいものです。
高校時代の今こそしたい勉強(しなくてはいけない勉強を)をするちょうど良い時期なのです。
自覚を持ちやるべきことを日々頑張ってやってほしいものです。
早く気がつくアリになるか、冬まで気がつかないキリギリスでいるか答えは明白だと思うのですがいかがでしょうか。
1年生の最後試験である学年末考査まであと4週間です。