○○高校ではアルバイトは原則禁止です。
生徒より「夏休み中はアルバイトの許可はされますか?」との質問がありましたのでお答えします。
夏休み中もアルバイトは禁止です。
皆さんが考えるべき点は皆さんの進路保障にアルバイトがどうしても必要かどうかです。
今何が何でもアルバイトをしてお金が必要なのかどうか。
学校は皆さんが小遣いを稼ぐためのアルバイトは禁止しています。
理由はアルバイトに伴う弊害があまりにも大きいからです。
稼ぐ金の額より現在そして将来に対するリスクの方が大きいと判断されるからです。
「家でごろごろしているよりはいい」という意見もありますが、アルバイトをしたために生活の崩れによる学業の不振や事件事故に巻き込まれるリスクは家にいた方がはるかに低いと考えられます。
アルバイトは、社会勉強や勤労体験学習の一環として自己実現を図る事に役立つこともあるかもしれません。
また働くことによりお金も手に入ります。
しかし、高校生に対する弊害として
1.学生の本分である学習時間の確保ができなくなる。
2.帰宅時間が、遅くなり生活が乱れる原因となる。
3.大人の世界に足を入れる事により喫煙・飲酒その他の問題行動を誘発する可能性がある。
4.多額の現金を手にすることにより金銭感覚が麻痺する。
5.試験中でもアルバイトをやめられず学校生活に支障をきたす。
6.アルバイトの疲れで授業中居眠りをすることがある。
以上の6点は特に考えてほしいものです。
高校生の本分は学習です。
1.高校生活を主として生活を組み立てているかどうか。
2.卒業後の進路保障にどうしてもアルバイト経験とアルバイトで稼ぐお金が必要かどうか。
3.稼いだ金の使い道は携帯代金と遊興費になっていないかどうか。
夏休みも近づき気持ちも緩んできているこの時期に是非とも考えてみてほしいものです。「自分はなぜ○○高に来たのか」を部活に入り汗を流してください。各種の資格を取ってください。
勉強してください。
○○高校に入学したのは決してアルバイトをするためではないと思いますが。
今、急いで働かなくても後40年以上は働かなくてはいけないのです。
今は将来のため身体と頭を鍛える時期だと思いますが、考えてください 1年生!