blogの読者の皆さんへ
株式会社オフィス北野 たけし軍団一同
「報道されている、師匠・北野武氏の独立について」
たけし軍団一同で声明を出すことになりました。
皆さんどうかお読みください。
今回は、お笑い芸人にあるまじき、「真面目」なお知らせを、こちらより申し上げますが、何卒、ご理解ください。
このたび、我々の師匠である、北野武(=師匠)の独立に関し、様々な報道がなされ、「たけし軍団が師匠と同じ事務所についていかないことへの疑念」「円満退社ではないのではないか?」「軍団による社員への恫喝があった」などなどの報道も見受けられ、日頃、応援してくださる皆様に、ご心配をおかけしていますことを慎んでお詫び申し上げます。
師匠は、既に新事務所で移籍を済ませて、以前と変わらず、お仕事もされているので、話されることはないので、幾つか事実関係についての確認、師匠が独立に至った経緯について、我々、たけし軍団の認識をご報告申し上げますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。
オフィス北野は1988年、たけし&たけし軍団の新会社として設立されました。
芸能事務所ではありますが、師匠は芸に徹するため、経営、財務については森昌行社長を信用され、全面的に任せておりました。
が、数年前、師匠が保有する別会社の株式に関する疑義が発生した際に、師匠が不審に思い、事情を調査したところ、明らかな違法行為があり この出来事をきっかけにして、オフィス北野の経営も、改めて確認されたいと申し出たところ、その結果は思わぬ方向に波及してしまったことが、今回の騒動の引き金になっております。
オフィス北野では、2つの事案が発覚しました。
まず一つ目は、師匠が知らない間に、森社長が、何時の間にか、オフィス北野の筆頭株主になっていた、ということ。
もう一つは、森社長をはじめ、会社の役員報酬の金額が師匠にとっては容認できない水準になっていた、その2点です。
当然のことながら、そこへの疑念、批判の矛先は、会社の責任者である、森社長に向かいました。
森社長が、オフィス北野の筆頭株主になった経緯は、その後の本人の申請では、以下のとおりです。
オフィス北野の大株主グループ(東通関係 弊社株式の55%を所有)から、会社更生法を申し立てることが、急遽に決まり、大至急弊社で株式を買い取れないかとの打診がありました。
当事、商法上、会社の自己株式取得は禁じられており、森社長の一存でオフィス北野から森社長がお金を借り、そのお金で森社長が株式を買い取りました。(その結果、森社長の株式所有率は師匠の30%を抜いて65%となり、森社長が経営支配株主となりました。)