母をたずねて三千里OP - 草原のマルコ / 大杉久美子
きなこもち
【草原のマルコ】
作詞：深沢一夫
作曲・編曲：坂田晃一
TVアニメ『世界名作劇場 2 母をたずねて三千里』オープニングテーマ
原作：エドモンド・デ・アミーチス『クオーレ（Cuore）』
ジェノヴァの少年の物語
はるか草原を 一掴みの雲が
あてもなくさ迷い 飛んでゆく
山もなく谷もなく 何も見えはしない
けれどマルコ お前は来たんだ
アンデスに続く この道を
さぁ 出発だ
今 陽が昇る
希望の光 両手に掴み
ポンチョに夜明けの風はらませて
母さんのいる あの空の下
はるかな北を目指せ
小さな胸の中に 刻みつけた願い
母さんの面影 燃えてゆく
風の歌 草の海
遮るものはない
そしてマルコ お前は来たんだ
母さんを訪ね この道を
さぁ出発だ 今陽が昇る
行く手に浮かぶ朝焼けの道 膨らむ胸に憧れ抱いて
母さんに会える 喜びの日を
はるかに思い描け
主人公マルコ・ロッシの年齢は原作ではアルゼンチンに向かうのは13歳
母が出稼ぎに出てから2年後だったが
アニメではわずか10歳かつ1年後に旅に出たという形に変更されている
正気を疑う設定
ちなみにマルコの兄トニオは弟より7歳年上
TVアニメのオリジナルキャラクターの白い猿とロバ
猿のアメデオは兄トニオから譲られ旅の最後まで健在だが
マルコが❝ばあさま❞と呼ぶ牛車隊の頭領から貰った年老いたロバは寄る年波に勝てず
静かに息を引き取る
