#怖い話 #ゾッとする話 #意味が分かると怖い話
【ゾッとする話】「お客さん、この辺の人じゃないよね?」取材で地方に出かけたルポライターが見たもの・・・。【意味が分かると怖い話風】
新もっと知りたいワダイ
取材の仕事で地方へ出かけたルポライター。下調べでホテルや聞き込みをするためタクシーを呼ぶと、途中でその運転手が奇妙な事を言い出す。それがどうしても頭から離れなかったルポライターが調べていくと・・・。
【今回にミス】
01:11 作山
❌ たけやま
⭕️ さくやま
08:41 電信柱
❌ でんちゅうばしら
⭕️ でんしんばしら
ルポライターの作山博は5年前
T県の旅館で起きた集団食中毒事件を調べていたが
交差点で電信柱に花束が供えられているのに
老婆がいて指差すと悪態をついて舌打ちするタクシー運転手の茂山に不審を抱く
他のタクシーに乗ると早く着けるルートを走り
帰りは別のルートをと言われた運転手は裏道で遠回りになると翻意を促すが
構わないと作山に言われ茂山がいつも通るルートを走る
交差点に来ると電信柱と供えられた花束について尋ね
半年前に部活で遅くなったのか買い物に出かけたのかは不明ではあるが
深夜に男子高校生がバイクではねられ絶命していた
老婆のことを口にすると
どうしてそれを そんな感じで被害者遺族の祖母がおり
愛しい孫を思い後を追うように他界したのだった
茂山に実はバイクが好きだと嘘をつき
彼が嫌がる家族に内緒で貸倉庫にバイクを隠していることを聞き出し
だからこそ容疑者として浮上しなかったことを作山は察する
事故について調査した結果と
茂山がバイクを隠し持っていることを含めて警察に通報
かくして茂山はひき逃げ犯として逮捕された
原稿を手直しして欲しいと連絡があり
せっかくだから問題の交差点を通って旅館に向かおうと作山は思った
運転手から ひき逃げ犯逮捕のことを告げられ
交差点を通り過ぎる際 茂山を糾弾すべく指をさしていた老婆が現れ
作山にお辞儀をして消えた
老婆はひき逃げ犯逮捕に繋がる通報が作山だと知っており
感謝を込めてお辞儀をしたのだった