主人公マリーベルは良く言えば逞しい、悪く言えば図々しい馬鹿娘であり、疫病神です。

上原きみこの漫画『マリーベル』を思い出して腸が煮え繰り返る!思い出し怒りムカムカです。そんな言葉はありませんが、他に言いようがないのです。フロレル兄さん(あの、『ベルサイユのばら』でも有名なサン・ジュスト)と共に捨てられたマリーベルは経緯は不明ですが、ひとりぼっちになるも図々しく生きます。

貧乏旅芸人のレアンドルと恋仲になりますが、実は、彼は貴族で許嫁ジャンヌ・ド・モローの結婚を拒んで射殺されます。これが殺されることなくマリーベルと結ばれていたら、ロベールと瓜二つゆえに彼の身代わりにされて拒絶されるという屈辱を味わわされるジュリアンの苦しみはなかったことでしょう。

因みに、ジャンヌはマリーベルとは異母姉妹だったりします。サン・ジュストとマリーベルの父親の後妻の娘であり、この後妻が父親にマリーベルら兄妹を捨てさせたのです。

ジュリアンが生きて幸せラブラブになることを、マリーベルが「ロベールに似ているからじゃないわ、ジュリアンだから好きラブなの。」と彼を愛して結ばれる日を待っていたのにムキー