金田一一(きんだいち はじめ)
sei主人公。推理と事件解決にしかIQ180のお宝の頭脳が働かない、探偵としてしか生きられません。
今回は速水玲香誘拐殺人事件以来、久しぶりに犯人からの身代金の受け渡しを要求されますが、犯人の片割れと言うより主犯が10歳という年齢相応の浅はかさで穴だらけだったため、シリーズ中かなりの早期に事件の全貌を看破します。
七瀬美雪(ななせ みゆき)
sei金田一の幼馴染。友人以上恋人未満。
金田一二三(きんだいち ふみ)
sei金田一の従妹。

〈警察関係者〉
長島滋(ながしま しげる)
声:堀内賢雄
sei金田一少年の殺人で初登場した、準レギュラーの長野県警の警部。
最初の方で、金田一にイヤミを少し言うなど、相変わらず彼を嫌っていますが、基本的に彼の推理には素直に耳を傾けています。
〈オリジナルキャラ〉
森島(もりしま)
声:宇垣秀成
sei長野県警の刑事。長島と共に来ていて、横光を取り押さえます。

〈完全なる被害者〉
黒塚 和成(くろづか かずなり)
声:麦人
sei国会議員。51歳。家族思いの男性。
顔が恐い。貫禄がありすぎたため、初対面時には金田一にヤクザだと勘違いされました。
妻に先立たれています。息子の巧が誘拐された時、表情自体はあまり変わっていませんが、かなり慌てた様子を見せており、事件前でも謎解きの場面でも金田一の両肩を掴んで息子のことを聞きます。

〈呆れた最年少の犯人〉
黒塚巧(くろづか たくみ)
声:ゆきじ
sei黒塚の息子。10歳。この事件のもう1人の犯人。と言うより、構ってくれないという実にくだらない動機で狂言誘拐をお金目当てに何でもやりかねない勢いのバカ女・若林に持ちかけました。
金田一に犯行を看破され姿を現しますが、父親である和成が若林を叱責するのは当然なのに自身の軽率で極悪な親の愛情を踏みつける行為を反省せず、自分に構ってくれないという子供ゆえに無理もない不満かもしれませんが、やったことは親の子供に対する愛情を土足で踏み躙った上にあぐらをかく呆れた行為でした。痛い目に遭うべきです。

〈最低最悪の誘拐犯〉
若林夕雨子(わかばやし ゆうこ)
声:折笠愛
sei巧の世話係。26歳。
物事の善悪や真偽、見えにくい人の心というものが理解できない10歳の男の子を誑かし、狂言誘拐とはいえ誘拐事件を引き起こした愚劣な犯人。
母親が病気で治療を打ち切られそうになったため、治療代3000万円の借金を死んでも返すならともかく、返す当てがないと断られて当然です。事件後、黒塚の計らいで3000万円を受け取ることが出来また上、その後も不起訴処分となったと思われますが、本来、辞退して刑罰に服すべきです。
〈スケープゴート〉
横光洋二(よこみつ ようじ)
声:竹若拓磨
sei21歳。職業不明。
巧が犯人とも知らずに現金を入れたバッグを持ってくれば金を与えると指示を信じ、ロッジの外に置いておいたバッグを回収しようとしますが、警察に取り押さえられてしまいます。昔、黒塚の下で働いていた父親が自殺してしまったのは単なる偶然で、彼が黒塚に恨みを持つようなことはされていません。

〈その他〉
日下部達郎(くさかべ たつろう)
声:河本浩之
sei55歳。金田一らと黒塚父子の宿泊先である、「ホテルKUSAKABE」のオーナー。
客足があまり良くなく、借金が大変多いらしい。
車椅子に乗った息子がいます。

【アニメでの変更点】
四角02タイトルが「金田一フミの華麗な活躍!白銀に消えた身代金」に変更され、二三にスポットが強く当てられています。はっきり言って、フミはどうでもいいです。
四角02横光の過去や黒塚との関係などはカットされている。
四角02アニメオリジナルキャラとして長島の部下・森島が追加されました。